09/07/07 13:54:41 jUESg7jm
「福祉切り捨ては石原知事だけでなく、自公民の共同責任だ」
都議選の選挙期間中、唯一の「選挙サンデー」となった5日。共産の志位和夫委員長は、江東区豊洲の
ショッピングセンター前に姿を見せ、選挙カーの上で声を張り上げた。
丸10年となる石原都政と常に厳しく対(たい)峙(じ)してきた共産にとって、都議会は「オール与党」でしか
ない。中でも新銀行東京の設立時、1千億円の出資に賛成した民主への批判は痛烈で、「都民いじめの
立派な与党」(志位委員長)と容赦しない。選挙戦では「オール与党」との対決姿勢をこれまで以上に鮮明
にし、組織票をしっかりと固めた上で、支持を拡大しようとしている。
「子供医療費の無料化」など前回の都議選の公約達成実績も強調するが、「2大政党対決」に注目が集ま
り、埋没している感は否めない。前々回、前回と議席を減らし続けているのも悩みの種で、今回も勢いの
ある民主に現有議席を奪われそうな選挙区もある。
新人女性候補は「今回が正念場。自分たちの政策が浸透すれば絶対に勝てるのだが…」と自らに言い聞
かせるようにつぶやいた。
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東京の地域政党として無所属1人を含め6人の女性候補を擁立したのは、東京・生活者ネットワーク。
既存政党の争いに埋没しかねない状況の中、今回は民主と政策協定を締結。競合する選挙区もあるが、
各候補は民主の「追い風」の力も借りて議席死守を狙う。
5日、生活者ネットは練馬区の団地で五輪招致の是非を問う街頭アンケートを実施するなど、あくまで
“都民目線”にこだわる。
街頭で陣頭指揮をとるのは代表の山口文江氏。
「地域政党が都議会を変えてみせる」と意気込む。だが、どれだけ都民に浸透しているのかは不透明だ。
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