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’09衆院選:静岡知事選敗北 自民道連に衝撃 /北海道
◇都議選敗れ主要地方選5連敗ならば、「麻生降ろし」の声も
5日投開票の静岡県知事選で自民、公明両党の推薦候補が敗れたことを受け、
自民党道連内では6日、中央への不満や動揺が広がった。しかし、地方から麻生太郎首相の
退陣要求が高まることを予想する声が出始める一方、安倍、福田両政権に続く首相交代は
「3人連続の『政権投げ出し』となり、印象が悪い」(道連幹部)と懐疑的な意見もあり、
地方から現状打開の妙案が出せない状況に追い込まれている。【衆院選取材班】
静岡県知事選には民主、社民、国民新3党が推薦した候補のほか、民主党の元参院議員も
立候補し、民主は分裂選挙になった。自民党道連の竹内英順幹事長は「保守層が強いと
言われ、民主系候補も分裂していた静岡で惜敗した事実は、重く受け止めなくてはならない」と沈痛な面持ちを見せた。
さらに4月以降の主要地方選で与党が4連敗したことに、道連幹部は「衆院選にも少なからず
影響する」と説明。その上で、12日投開票の東京都議選で5連敗を喫した場合、「地方組織から
『麻生降ろし』の声が上がるだろう。北海道も例外ではない」と述べ、首相の退陣要求が高まる可能性を予測した。
道内選出の自民党衆院議員は「麻生首相のピンチだな。(責任論は)まあ出るでしょう」と
指摘するが、首相退陣の弊害を懸念する声もくすぶる。次期衆院選に出馬を予定する新人候補や
陣営内からは「いま代えたところで、『顔のすげ替えだ』と国民の批判に合うだけだ」「麻生首相が
続投して受けるマイナスイメージよりも、党内が一致せずにごたごたしている印象の方がマイナス幅は
大きい」として、“消極的続投論”も出ている。別の新人候補は「(政権交代を望むという)大きな世論の
流れは私も感じる。しかし、麻生首相の下で戦わなければならないのならば、麻生首相の下で戦う。
新しい人に代わるならば、新しい条件や環境の下で頑張るしかない」と述べ、厳しい現状を淡々と受け止めていた。
毎日新聞 2009年7月7日 地方版