09/07/05 10:43:51 sOR0HZoe
「部屋で聞いている」に期待 女性層、高齢者の支持目指す 週末のニュータウンで
告示後、最初の週末を迎えた都議選の戦いは4日、自宅にいる有権者をターゲットに団地を選挙カーで
回る候補者たちも目立った。どんな政策の訴えが有権者の胸により強く響くのか-。候補者たちは団地
での反応に神経を集中しつつ、これぞと決めたテーマでそれぞれ有権者らに呼び掛けを続けた。
「団塊世代の代弁者として、地域の声を都政に届けます」
多摩ニュータウン地域をエリアとする南多摩選挙区(多摩市、稲城市)。生活者ネットの現職・原田恭子
さん(62)は、高齢化の進む多摩市豊ケ丘団地などで街頭演説した。
介護の担い手育成や特養整備の必要性について熱く訴える。「ニュータウンの女性層や高齢者に支持
を広げたいんです」。同市のせいせき朝顔市でも買い物客に呼び掛けた。
共産新人の遠藤邦子さん(42)は、地元稲城市の新しいニュータウン地域で街頭演説。
「少人数学級実現や大規模開発の見直しで自然環境保全を」などとアピールした。子育て世代などが
多い新住民向けに暮らし優先の公約を訴えた。
民主新人篠塚元さん(42)は、選挙カーで巡回した。自民現職小礒明さん(57)も多摩市永山地区の
団地などで支持を訴えた。
中央区では候補者はマンションが林立し新住民が多い月島、勝どき方面へ街宣。自民現職は高層マン
ションに向かって「若いファミリーが安心して家庭をつくれるよう、子育て支援をしたい」と訴えた。一階の
スーパーの買い物客らが通り過ぎる程度だったが、陣営は「部屋で聞いていると思う」と期待。近くにいた
主婦(44)は「マンションにはちらしも入らないし、テレビを見ても映っているのは党首ばかり。地元の候補
者が誰で何を言っているのか分からない」と悩ましげに話した。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)