09/07/04 13:14:06 d2Wukrb6
激戦4候補スパート 知事選あす投票
石川嘉延前知事の辞職に伴う知事選は5日に投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは、
元参院議員海野徹氏(60)、前静岡文化芸術大学長川勝平太氏(60)=民主、社民、国民新推薦=、
共産党公認の党県委員会常任委員平野定義氏(59)、前参院議員坂本由紀子氏(60)=自民、公明
推薦=の新人4人。平野氏以外は無所属。坂本氏と川勝氏が横一線、海野氏が追い、平野氏が続く
展開となっている。
総選挙前哨戦に注目
与野党対決の構図で、12日の東京都議選と並び次期衆院選を占う前哨戦として注目される。
各陣営は4期16年に及んだ石川県政の評価や、経済・雇用対策、地域医療の立て直し、子育てや福祉、
介護、教育、文化政策などを争点に舌戦を展開。
海野氏は2月にいち早く出馬を表明し、「純粋無所属」を掲げて脱官僚の県政運営をアピール。知事報酬
の3割カットや県職員給与の引き下げを打ち出し、集会や遊説を重ねる。既成政党へ不満を持つ有権者
にも支持を広げている。
川勝氏は本県の潜在力を生かし「静岡に日本の理想を創(つく)ろう」と訴える。天下り廃止などの行革に
加え、「教育」と「食と農」の改革の必要性を強調。選挙戦は、政権交代への期待の風を受ける民主党の
全面的な支援で戦っている。
平野氏は知事選を「衆院選の前哨戦」と位置づけた戦略で、街頭演説や集会中心の選挙活動を展開。
静岡、浜松両市の都市部を中心に遊説する。「雇用、くらし、福祉を守る」を掲げ、大企業優先の政治
からの転換を訴えている。
坂本氏は「一党一派に偏らない県民党」を掲げ、医療福祉分野などの市民団体の支援を得て女性票の
獲得を目指す。石川前知事が応援演説で事実上の“後継指名”をし、支持を訴える。自民党が組織力を
フル稼働させ選対を支えている。
URLリンク(www.shizushin.com)