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八王子でも8人気勢 自・民、ダブル当選目指す
都議選が告示された三日、計八人が立候補した八王子市選挙区(定数五)では、各陣営がJR八王子
駅前や京王八王子駅前で、相次いで街頭演説を繰り広げた。自民と民主はそれぞれ候補者が二人ずつ
立っており、共倒れを警戒しつつダブル当選を目指すが、危機感は自民側により強くにじんでいるようだ。
八王子の選挙戦スポットとしては一等地となっているJR八王子駅北口、東急スクエア前では、民主・相川
博さん(60)、自民・串田克巳さん(56)、公明・東村邦浩さん(47)、無所属・小林弘幸さん(37)が順に
演説するという混戦模様。京王八王子駅前のロータリーでは自民・石森孝志さん(51)、共産・清水秀子
さん(57)、民主・滝沢景一さん(43)が演説し、一帯では拡声器越しの名前連呼が響きわたり続けた。
諸派新人の小島有紀子さん(43)陣営も選挙カーを走らせた。
自民二人のそれぞれの出陣式には、町村信孝衆院議員が出席。また、街頭演説では安倍晋三元首相
が姿を見せた。串田さんと石森さんはともに都議会現職の強みを生かし、南大沢署の新設やJR八王子
駅南口の再開発進展などの点を実績としてアピールした。
一方、民主二人の各演説では、衆院選候補の阿久津幸彦元衆院議員が応援。相川さん、滝沢さんとも
に築地市場の移転反対や新銀行東京からの撤退を訴えた。
公明・東村さんは市議とともに遊説。「今回の選挙は都議選だが(国政が注目されて)八王子の未来を
語り合う場でなくなっている」と自民VS民主のし烈なヒートアップぶりをチクリ。都議会での自身の実績
や、出産費用の一時金の上限増などの政策を訴えた。
共産・清水さんはかねて主張している八王子小児病院の存続を強調。署名運動の盛り上がりを指摘しな
がら、市民とともに歩む姿勢をアピールした。
無所属・小林さんは自転車に乗って若さをアピールしながら登場。市議時代に成立を目指した市倫理
条例について、自民が反対した経緯を強調するなど自民党との対決姿勢を明確に。応援に駆けつけた
渡辺喜美衆院議員とともに保守層への支持を呼び掛けた。 (布施谷航)
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