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一方の民主党。中野区内で新顔の応援に立った長妻昭衆院議員（比例東京ブロック）は「まず首都決戦
を勝たせて頂き、『決着の夏』ということで、国政でもチェンジを起こしてほしい。金庫の裏側までチェック
し、カネの流れを変える」と政権交代に結びつけて訴えた。
荒川区内では岡田克也幹事長が新顔の応援に立った。「都議選と国政選挙はひとつ。都議選でしっかり
勝ち、総選挙、政権交代へとつなげたい」と力説した。
都議選を国政選挙と切り離すよう主張したのが、公明党選対委員長の高木陽介衆院議員（比例東京ブロ
ック）。新宿区の現職の応援で「都議選は衆院選の前哨戦とされているが、国政の問題は国政で決着を
つければいい」と話した。「都議選は皆さんの生活に直結している。東京、新宿をどうするかの選挙だ」。
与党としての都政での実績を強調した。
共産党の笠井亮衆院議員（比例東京ブロック）は大田区の現職の出陣式で「都議会では国と違い、民主
党も与党。自公民対共産党だ」と訴えた。「麻生自公政権は末期状態。民主党にも虚偽献金の問題が
出ている。たくさんの方から、どちらにも日本の未来を託せないという思いを聞いている」
社民党の保坂展人衆院議員（比例東京ブロック）は、世田谷区の生活者ネットの現職の応援に駆けつけ
た。「麻生さんが（衆院解散を）判断できないうちに、まず東京の民意が問われることになった。石原さん
（慎太郎都知事）も麻生さんも上から目線だ。都政と国政で一緒に政権交代を」と話した。
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