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山岡氏陣営は今回、候補者を立てない共産の票に加え、従来、佐藤氏陣営の独壇場だった組織の強化
に期待をかける。07年の県議選下都賀郡南部で山岡氏の秘書が当選。昨年は岩舟町で民主系の町長
が無投票で初当選した。だが、同町では佐野市との合併をめぐり町長の解職の是非を問う住民投票が
8月9日に実施される。陣営幹部は「差し引くとプラスは相殺されるかもしれない」と警戒する。
佐藤、山岡両氏の「代理対決」とも周辺から受け止められたのが4月26日の真岡市長選だった。自民党
県連は推薦しなかったものの、実質的に全面支援した前副市長が、山岡氏の元後援会総連合会長の
病院理事長らを制した。
理事長や山岡氏を支える県議らは今月、同市内8カ所で「おつかれさま会」と称した支持者による会合を
開催、山岡氏も姿を見せた。「市政での政権交代はならなかった。先に国政で政権交代して、市政の変化
を達成したい」と陣営幹部は言う。
無所属で平沼赳夫氏と行動を共にする植竹哲也氏は、父の元自民衆院議員、繁雄氏の支援者に加え、
街頭演説などで若者層への浸透を図る。この春には3区内に平沼氏とのポスターが張られ、佐藤、山岡
両氏の陣営を驚かせた。自民支持層に知名度のある植竹氏の票の行方も影響する。山岡氏陣営の
「7対3か6対4で自民の票を取ってもらえたら」との期待に対し、植竹氏本人は「分からない。半々かも
しれない」と言う。
今月に入って幸福実現党の関沢知尋氏が立候補の準備を始めた。(古源盛一)
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