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【’09都議選・乱立乱戦】(3)江東区 新住民対策 超高層マンションどう攻める
高層マンションが立ち並ぶ東京都江東区豊洲地区。40階はあるだろうか。真下から見上げると、ビルが
倒れかかってくるようでめまいがする。視線を下ろすと、「モデルルーム公開中」「入居者募集」の看板。
売り出してから間もない物件だ。芝生が植えられたばかりの公園や大型ショッピングセンターを歩くと、
ベビーカーを押して買い物を楽しむ家族連れを何組も見かけた。
「街のことがまだよく分からない」。2歳8カ月の娘を持つ主婦(37)は1年ほど前に豊洲のマンションに
移り住んだ。「あまり興味がないので、投票という感じではないです」
同区によると、6月1日現在の人口は46万2971人、22万320世帯。5年前に比べ、実に約4万5千人
増えている。立候補予定者も「マンション対策が重要」と口をそろえる。しかし、セキュリティーの厳しさと
住民層の多様さから、その攻略法に苦慮している。
「マンションにビラを配ることもできず、複雑な思い」「どんな政策に焦点を当てればいいのか分からない」。
複数の陣営からこんなぼやき声が聞かれた。
医療機関の充実などを前面に出す公明・木内陣営の関係者も「生活レベルや年代がさまざまな新住民の
票をどうつかむかが課題」とみけんにしわを寄せる。「託児所や子供の施設の充実を訴えているけど、
新住民が何を求めているのかは…」というのは共産・畔上。