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鳩山総務相更迭:与党、収まらぬ動揺 首相の目の前で「大政奉還決断を」
鳩山邦夫前総務相の更迭による与党の動揺が一向に収まらない。16日の自民党代議士会では、
古川禎久環境政務官が麻生太郎首相の目の前で政権批判を展開。最大派閥・町村派では
内閣改造論が強まり、衆院の解散戦略を巡る幹部間のちぐはぐぶりも露呈した。
「『鳩山政変』でわが党は徹底的に国民の信頼を失った。大政奉還を決断して国民の
懐深く帰るべきだ」。下野論と取れる古川氏の発言に、国会内の会場は騒然となった。
首相は笑みを浮かべて平静を装ったが、執行部は険しい表情を隠せなかった。
古賀誠選対委員長が首相に進言した東京都議選(7月12日投開票)と衆院選の同日選挙も、
細田博之幹事長が16日の会見で「難しい」と否定的な見解を表明。谷川秀善参院幹事長も
「同日選で勝てる自信はない」と取り合わなかった。
こうした中、河村建夫官房長官は16日、森喜朗元首相、福田康夫前首相と東京都内で
個別に会談し、麻生政権への支援を要請。森氏は日本郵政の社長人事について
「けんか両成敗がよかった」と述べたが、その後の安倍晋三元首相、町村信孝前官房長官らとの
協議では、「首相の決断を尊重する」との認識で一致した。
一方、公明党の16日の政調関連会合では、民主党が批判する国立メディア芸術総合センターの
建設計画を見直す発言が続出した。ただ、公明党は関連費用117億円を盛り込んだ09年度補正予算に
賛成した立場。衆院選にらみの場当たり感は否めず、「公明党でポイントを稼ぐしかない」(党幹部)という焦りものぞく。
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