09/06/17 03:10:18 Yh5NAkUU
小泉支持グループは「衆院選敗北は、昔の自民党の政策に戻ってしまったことが原因だ」として、
小泉構造改革路線を引き継ぐ候補者を擁立する戦略のようです。新たな自民党総裁が構造改革派
ならば党にとどまりますが、そうした候補が敗れた場合は「もはや自民党内にいては改革できない」
という大義名分で、「新党結成」に踏み切るというもので、中には「すでに腹は固まっている」
と語る議員もいます
小泉氏は報道各社の世論調査でも「首相にふさわしい人物」でトップになるなど、国民的な人気は
保っており、小泉氏が新党の顔になれば、かなりの支持を得られるかもしれません。
なぜかというと、小泉氏は現在の自民党、麻生政権に対して、かなり怒っていると思うからです。
麻生首相が国会答弁で、郵政民営化について「当時は反対だった」と発言したときは、久々に
表舞台に現れ、「笑っちゃうぐらい、あきれている」と厳しく批判しました。
小泉氏の性格を私なりに分析すると、自分や自分のやったことを否定されることが大嫌いで、
現在の自民党内の情勢については相当、頭に来ているのではないかと思います。
小泉氏の性格のもうひとつの特徴は「言ったことは何が何でも実行する」ということです。
郵政民営化法の時も参院で否決されましたが、衆院解散・総選挙を断行することで、成立に
導きました。靖国神社参拝も中国の猛反発を招くのを覚悟で、年に1回の参拝を続けました。
まだ果たしていない公約は「自民党をぶっ壊す」ことです。そして、新党結成はまさに
それを実現することになるのです。
さらに、小泉氏の性格を分析すると、「怨念(おんねん)は必ず晴らす」ということです。
郵政民営化も自分が衆院選に出馬した際、郵政関連団体が支持してくれなかったことへの
「怨念」が原点にあるといわれています。
そして、今度は自分を裏切った麻生首相と自民党への「怨念」を晴らすのではないか、
と思うのです。小泉氏は麻生首相に対して「自分が首相だったときには、総務相に起用する
など重用したのに、その恩をあだで返すのか」といった気分で見ているのではないでしょうか。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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