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雇用促進住宅内に男性遺体 岐阜、入居の元派遣労働者か
岐阜市西中島５丁目の雇用促進住宅「サン・コーポラス岐阜」（１２階建て）の一室で男性の遺体が見つ
かり、岐阜県警は１６日、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて捜査を始めたと発表した。遺体の顔や
背中には殴られたような跡があるという。入居していた元派遣労働者（３３）と連絡が取れておらず、身元
を確認している。
県警によると、同住宅の住民が１４日朝、「部屋で異臭がする」と自治会長に連絡。１１０番通報を受けた
岐阜北署員が同日午前９時３５分ごろ、玄関ドアが施錠されていたためベランダから中に入ったところ、
玄関でジャージー姿の男性が仰向けに倒れ、すでに死亡していた。室内に荒らされた形跡はないという。
１６日に男性の遺体を司法解剖した結果、死後１～２週間とみられ、死因は殴られたことによる外傷性
ショックと判明した。
入居者や住宅を管理する雇用振興協会によると、入居していた男性は派遣の契約を解除された後、
岐阜市内のハローワークの紹介で３月から入居していた。同住宅に住む女性は「１カ月ほど前から姿
を見たことがない」と話した。
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