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内閣支持率急落で自民混迷 下野、退陣などの声飛び交う
自民党で16日、麻生内閣の支持率急落を受け、下野論と受け取れる発言や退陣を前提とした総裁選
前倒し要求などさまざまな声が飛び交った。衆院議員の任期満了を控えながら、態勢立て直し策を
見いだせない党内の混迷ぶりが浮き彫りになった。
古川禎久環境政務官は代議士会で、鳩山邦夫前総務相の辞任に言及した上で「わが党は決定的に
国民の信を失った。自民党はこの際、大政奉還を決断して国民の懐深く戻るべきだ」と叫んだ。民主党
への政権移譲を求めたと受け取れる発言に、場内は騒然となった。
その後、記者団に「下野要求」との見方を否定したが、麻生太郎首相への痛烈批判であることは明白。
当の鳩山氏も「自民党再建にかける熱い思いがああいう表現になった」と絶賛した。
一方、加藤紘一元幹事長は支持率に関し「歴史上初めての低さではないか。ここで衆院選を打つのは
自殺行為だ」と強調。総裁選前倒しについても「麻生さんも立候補して良いわけでしょう。信任投票にも
なる」と積極姿勢をみせた。
これに対し山本一太参院議員は「支持率はまだ20%ある。前倒しすると国民の反発は大きい。麻生
首相で勝負するべきだ」と主張したが、加藤氏の発言を歓迎する空気もある。
谷川秀善参院幹事長は記者会見で「ここまでくれば任期満了選挙がいい。地方選でぼろ負けしており、
東京都議選との同日選で勝てる自信などない。やけくそ(解散)はやめた方がいい」と訴えた。
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