09/06/04 09:12:20 /GftOKf6
>>790-791
人権擁護法案反対に、その他の表現規制賛成派がいることが、
人権擁護法案がいい法案かどうかや、人権擁護法案に反対する必要がないことと
必ずしも結びつかないと思いますが。
個人的にむしろ人権擁護法案反対=右派の構図が怪しいと思ってます。
>>462-463のように1回目のメディア規制三法案問題のときは、
いろんな人が3つの法案をまとめて問題視して、
そんなに反対に右派色が強くなかったと記憶していますが、
なぜか2回目以降は、反対=右派という図式になり、
メディア規制三法案問題のときの議論や問題意識はほとんど消えていたと思います。
人権擁護法案=右派&他の規制派という図式を使って、左派・無党派を賛成へ誘導し、
法案の成立を狙った可能性すら疑ってます。
だいぶ前のことなので記憶違いもあるかもしれませんが。
結局、支配層にとって恣意的に表現規制ができる法案ということでは
人権擁護法案も他の表現規制も同じようなものだと思うんですが。
児ポ法の場合は恣意的な逮捕とか、まあこれも恣意的弾圧が可能なのは同じ。
もっとも大きな問題は>>763にもあるように、右派左派問わず
「権利や利益を主張しないのがカッコイイ」
「TVの低俗番組を見ないことがカッコイイ、愚民とは違う」
「エロや娯楽は愚民化政策、それらの愚民化政策を否定するのがカッコイイ」
という大前提だと思う。これがあるから表現規制という問題に反対すると
知識人層にとっては論理矛盾に陥るから、政治議論として盛り上がらないんだと思う。
人権擁護法案は反対しても、建前上、論理矛盾に陥りにくいので、
それで右派や他の規制派にとって反対しやすい面もあったと思う。