09/05/31 07:06:12 Q/FemJYn
>>461
>>205-206の個人情報保護法・人権擁護法案・青環法のメディア規制3法案問題や、
児童ポルノ単純所持規制問題が出てきて、もう何年もたつが、
知識人や政治言論空間に「偽善的な違憲にならない検閲ではない表現規制」という論点の
議論や問題意識、経験がいっこうに、蓄積・共有・拡大されてる様子がないと思うんだが。
例えば人権擁護法案1つとっても、
URLリンク(ja.wikipedia.org)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
1回目の提出の頃の1999~2002年あたりには、
メディア規制三法として批判的に議論にあがっていたが、
その後の2005年以降に再び話題になった時には、
メディア規制三法に対するような批判は感じられなかったと思う。
そして「青少年悪影響論を口実にした規制」もメディア規制三法の議論の時は
批判的な意見も多かったと思うが、
その後は結局「青少年悪影響論を口実にした規制」に対する批判や議論は、
政治言論空間や知識人の間でほとんどなされていない。
つまり表現規制問題は、政治言論空間や知識人の間にほとんど定着・蓄積されていない。
個人的な感覚だが、仮に単純所持規制や取得罪の危険性を多数の議員が理解して、
廃案になったとしても、また登場する危険もあると思うし、
ちょっと形を変えた表現規制が出てきたとき、
はたして、すぐに問題を理解して反対となるだろうか、という懸念もある。
>>357にも書いたが政治言論空間や知識人に「表現規制反対」という問題意識がない。
問題意識がないから、議論や情報が、蓄積・共有・拡大されないんだと思う。