09/05/17 01:01:08 FbOJjNOJ
>>418
基本的にこの問題は>>311-312>>356>>411>>414で書いたように、
政治勢力や政治言論の世界の問題であると考えてる。
本来なら国民の自由や人権、表現の自由に関わることなのだから、
政治勢力や政治言論の世界で「表現規制反対」「市民間の人権対立を理由に権力介入ファシズム」
「なんでも規制、なんでも厳罰化」はもっと問題にされるべきだと思ってる。
それに、政治言論の世界で取り上げられないと政治問題としての知名度も低いままだし、
議員も問題点を知らないケースがあるし、マスコミも規制誘導やり放題。
児ポ法問題だけでなく「青少年に有害~」規制も同じ。
そういう意味でも「オタクによるオタクのための反対」ではなく、
モザイク問題・AV・TVのバラエティー・映画・漫画・アニメ・ゲームなど
全ての娯楽と全ての国民のための反対である必要があると思う。
これらの表現規制に不満や危惧を抱くものは潜在的にかなりいると思われる。
本来ならば、表現規制反対派はマジョリティー(多数派)になれる可能性がある。
ところが「オタクVSそれ以外の国民」、という図式になるとマイノリティー(少数派)になり、
国民の表現規制への不満も吸収できないし、政治言論から見ても「自分はオタクじゃないから関係ない」
ということになりやすい。
つまり「全国民の表現の自由や人権の問題」が、「オタク問題」へと矮小化されてしまう。
郵政民営化反対勢力にしても「郵便局による郵便局のため反対」だけなら、
これだけの勢力になっていないはず。
そこには「ネオリベ批判」という大きな理論や体系があり、
「多くの国民に不利益がある」と多数の国民のための反対になっており、
多くの国民の共感を呼び、保守にも左派にも組み込まれてる。