09/05/15 03:54:24 v8Z38PO/
>>344
著作権問題にしろ表現規制にしろ、
>>311-312にも書いたが、「表現規制反対」「市民間の人権対立を理由に権力介入ファシズム」
「国民の精神的自由権を強く守る」という問題意識や知識が政治議論の場で薄いのが問題だと思う。
個人で反対する人間がいても、ある程度まとまった1つの政治勢力・政治思想となってきていない。
おそらく死刑廃止などよりも、政治勢力・政治議論としては弱いのでは?
「なんでも規制社会」への不満は、国民の間にかなりあると思うが、
これをある程度、政治議論として代弁する政治勢力や政治思想が事実上ないに等しい。
現状ではリベラル派の多くも、「少ない個人個人が個別の問題に反対する」
「消極的規制反対の域を出ていない」「人権を理由に規制賛成」「問題点をよく知らず賛成・黙認」
などが少なくないので、本格的な「規制社会」への反対勢力になっていない。
構造改革反対のような理論や認識の共有化もできていない。
問題の知識がある人が少ない+代弁者や政治勢力も少ない、
だから政治的な規制の動きも止められない状態だと思われる。
しかも右も左も、
「権利や利益を主張しないのがカッコイイ」「政治議論内でよいこととされる内容を唱えるだけ」
という勢力や議論が多いために、
「表現規制反対」「国民の精神的自由権を強く守る」
という動きが広がるのも難しい、という状態。
結局は政治勢力としても政治議論としても、国民の利益側のものが少なすぎるのだと思う。