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>>663の続き
【2区】
強固な地盤を築いてきた自民前職の中谷元は、かつてない自民への逆風を警戒し、7選へ支持拡大に躍起。
追い風を受けて地域を奔走する民主新人の楠本清世が政権交代ムードの浸透を図りながら追撃し、共産新人の
山中正博は小集会などで政策を訴える。
中谷は県議選、参院選での党の退潮傾向から、個人後援会の再結成で地域活動を強化。首長や業界組織との
対話も積極展開する。
出馬表明が昨年9月と遅れた楠本は、解散先送りで地域回りの時間を確保。党の勢いを前面に非自民、
反自民層の取り込みを図る。
元安芸市課長の山中は、長く福祉行政に携わった経験から社会保障の充実を訴え、福祉施設の訪問活動
などに力を入れている。
【3区】
7選を目指す自民前職の山本有二は厳しい政権批判に危機感を強め、昨年から〝原点回帰〟の姿勢で
地道な地域回りを継続。前回の雪辱を期す民主新人の中山知意は支持拡大を実感しながら活動を緩めず、
共産新人の村上信夫は街頭演説などを続ける。
山本は昨年の党県連人事を契機に関係を修復した県議らが加勢。組織力だけでなく、地域の世話役らの案内で
徹底的に地域を歩く。
中山はこの4年間に地域回りを徹底。各地で個人後援会も立ち上げ、6月には小沢一郎代表代行も選挙区入りし、
議席奪取を期す。
一昨年の参院選に続く国政再挑戦の村上は、街頭演説などで農業衰退や非正規雇用拡大を指摘。与党政策への
批判を訴える。