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ネット政見放送活況 票発掘へ候補者熱い視線 衆院選
河北新報 2009年07月19日
URLﾘﾝｸ(www.kahoku.co.jp)
衆院解散・総選挙に向け、政策を訴える立候補予定者の動画を収録し、
インターネットで配信する取り組みが始まった。不特定多数の有権者に
繰り返し政策をＰＲできると、各政党も熱い視線を注ぐ。にわかに
活況を呈する「ネット版政見放送」。先の東京都議選で掘り起こされたと
されるネット世代の票を取り込みたい政党や候補者の計算が働いている
ようだ。
ネット版政見放送は早大マニフェスト研究所が、ホームページ（ＨＰ）
「ザ・選挙」を運営する日本インターネット新聞などとともに企画した。
既に神奈川県と四国４県の計３１小選挙区分の配信がスタート。
麻生太郎首相が衆院解散を決断した１３日以降は収録申し込みが殺到し、
スタッフが連日カメラを抱えて衆院議員会館内を駆け巡っている。
収録を終えた東北の立候補予定者の分も近く配信する考えだ。
マニフェスト研究所所長の北川正恭早大教授はネット版政見放送の
意義を「候補者の名前を連呼するだけの選挙戦を政策本位に改めると
ともに、有権者が主体的に候補者を比較検討するツールとして重要」と
説明する。
>>485へ続く