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全国に散る伝説の「秘書軍団」の役割
その働きに野田佳彦も驚く
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小沢一郎の「選挙の強さ」を語るうえで欠かせないのが、選挙を熟知した「秘書軍団」の存在だ。小沢の手足として
日本全国に派遣され、重点選挙区を渡り歩いている。
「これまで民主党は『正規軍』だけでしたが、小沢さんが代表になって秘書軍団が『ゲリラ部隊』として加わった。こ
れが大きい」と評価するのは、民主党関係者だ。
“伝説”にもなっている小沢秘書軍団は、ざっと15人前後。多くが小沢邸に住み込み、寝食をともにした「書生」上
がりだ。
「ゲリラ部隊」と称されるのは、「自己完結」だからである。交通費、宿泊費、レンタカー代、ガソリン代、飲食代……
党や候補者に一切頼らない。現地での活動も党の指示を受けず、独自に動いている。それが出来るのも、当選のために
は、なにをすればいいのか、自分で判断できる選挙のプロぞろいだからだ。
「秘書軍団は、北海道、東北、九州、四国と、それぞれ担当する地域を割り振られます。1人の候補者に張りついてい
るわけではありません。任された地域の全責任を負わされる。それだけに、『仲間の秘書に負けられない』とみな死に
物狂いです。昨年秋に担当地域に派遣されてから、東京に戻ってくるのは、1カ月に1回です」(民主党事情通)
秘書軍団は、ある候補者の事務所に派遣されると、率先して動き回る。誰よりも朝早く事務所に行き、ビラ配り、戸
別訪問、後援会づくり、ミニ集会の開き方、支持団体との付き合い方などで手本を見せる。自分でやってみせて教え込
む。候補者やスタッフがある程度覚えたら、次の候補者の事務所へと渡り歩いていく。
党本部や県連から派遣された「正規軍」のように、ふんぞり返っていることは決してない。幹事長代理の野田佳彦
(千葉4区)は、派遣された秘書軍団のひとりが、ある日はミニ集会での司会、ある日は会場の入り口でのビラ配りと、
いつも見かけるので「君はどこにでもいるな」と、24時間フル活動していることに驚いたという。