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早川法務政務官:「辞任」→一転「撤回します」 - 毎日jp(毎日新聞)
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早川忠孝法務政務官(63)=衆院埼玉4区、当選2回、自民党町村派=が9日、09年度予算関連法案成立後に政務官を辞任する意向
を明らかにし、10日には「内閣の一員として軽率だった」と撤回した。辞任騒動は1日で決着したが、公務にしばられるのを避け、
次期衆院選の準備に専念したい中堅・若手の焦りが背景にあり、尾を引く可能性がある。
早川氏は10日午前、法務省で記者団に「党の方に戻していただきたい」と訴え、将来の政界再編に向けた活動に意欲を示していた。
ところが、約4時間後に記者会見し、「森英介法相を支え、任期いっぱい職責を果たしたい」と前言を翻した。
内閣支持率が2割を切った中、政府の一員として政務官職のアピール効果は乏しい。早川氏は9日夜、毎日新聞の取材に「次の衆院選は
生きるか死ぬかの戦い。政務官でいると、身動きがとれなくなる」と選挙への不安感を吐露していた。
危機感を強めた河村建夫官房長官が10日、早川氏に電話で再考を促し、町村派の町村信孝会長も早川氏を叱責(しっせき)した。
こうしたことを受けて撤回に至ったとみられるが、自らの「生き残り」を優先する若手の言動を自民党執行部なども制御できないのが実情だ。
公明党幹部が「言葉が軽い」とあきれ返る一方で、自民党からは「麻生太郎首相が『選挙の顔』になりうるか分からず、自力でやるしかない。
気持ちは分かる」(若手)との同情論も聞かれた。