08/10/03 01:49:41 DSu5kXAh
「選挙の話ではなく、政治の話をしないといけない。保徳の時代は終わった」
8月4日、奄美市で民主党が開いた時局講演会で、党公認の打越明司氏が宣言した。自民か徳田かの二者択一は終
わり、「政策で選ぶ時代だ」と。そんな言葉の背景には、自民から民主にくら替えした経緯もある。
05年衆院選で自民党県議団長から転身したが、自民公認を得られず無所属で出馬。最下位で落選し、次期衆院選で
自民公認をめざしたものの、毅氏の自民入党で公認の可能性が絶たれた。直後の07年1月に党を離れ、6月に民主
に入った。
元衆院議員も出馬への意欲を見せているが、自民党から公認を得られる可能性はない。
打越氏の陣営幹部は「政治家としての基本姿勢は変わっていない。むしろ自民党県議だったことが保守王国で信頼に
つながっている」。別の幹部も言う。
「もう過去のことを言っている場合じゃない。向こう(毅氏)も同じことだ」
毅氏の支持母体、医療法人徳洲(とく・しゅう)会の幹部も「参院選で『自民の徳田』を印象づけることができた」と言う。
だが、自民党の有力支持組織の医師会は徳洲会と長年対立してきた。次期衆院選の推薦候補を発表した鹿児島市
医師連盟は2区では指名しなかった。毅氏はこう感じている。
「選挙区を回ると、保徳の感情が乗り越えられていない面もある。だが、政治は感情的であってはならない」