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新潟日報2008年9月22日
総裁選、県連での投票率57%
自民党総裁選で、党県連が実施した県内党員・党友による予備投票は麻生太郎氏が圧勝、
次いで小池百合子氏、石原伸晃氏、与謝野馨氏、石破茂氏と続いた。
投票率は2001年以降最低の57・3%にとどまり、県連内には衆院解散・総選挙に向け危機感が漂っている。
「6割に届かないとは…」。21日、新潟市の県連会館。ある幹部は表情を曇らせた。
13日に5候補が同市で街頭演説した際は「過去の演説では最も観客が集まった。
県民の関心は高い」(ベテラン県議)と手応えを感じていただけにショックは大きいという。
今回の総裁選では、県議団などがこぞって麻生氏支持を打ち出した一方、党員から
「勝ち馬に乗るだけの投票に過ぎない」「衆院選への『事前運動』で、茶番に付き合っていられない」
といった冷めた声が聞こえた。
予備選の投票率は2001年が74・3%、03年が73・8%、06年63・1%、今回が57・3%と右肩下がり。
「安倍晋三氏の圧勝が予想された点で、 06年も状況は同じ。それを下回った意味を考える必要もある」と
幹部の1人は指摘。別の幹部は「総裁選の熱気を維持するどころか、党員に白けムードが漂う。
衆院選は大丈夫か」と不安視する。
ある県連関係者は「党組織の溶解現象が始まっている。新総裁誕生の『ご祝儀相場』に期待するのではなく、
足元を固めないと衆院選は厳しい」と警告する。
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