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臨時国会は早くも神経戦 自公対立見透かし野党冷ややか
秋の臨時国会が来月12日に召集されることが決まったことを受け、自民党の大島理森、公明党の漆原良夫の両国対
委員長は27日、野党国対幹部にあいさつして回った。国会運営をめぐり自公両党のわだかまりが続く中、太田誠一
農水相の事務所費問題も急浮上。野党国対幹部は足元を見透かしたような冷ややかな対応に終始し、大島氏らには
針のむしろの行脚となった。
大島氏「大変お久しぶりです。山岡賢次国対委員長は顔色が大変お黒いですが、安住淳国対委員長代理は焼けてま
せんね…」
安住氏「私は潜って勉強していました。事務所費問題などをね…」
約1カ月半ぶりに国会内の民主党国対委員長室を訪れた大島氏は、安住氏に痛烈な皮肉で出迎えられた。
社民党の日森文尋国対委員長は「素晴らしい日程がやっと決まったようで。会期幅が70日というのは…」と会期をめぐ
る自公の暗闘を冷笑した。共産党の穀田恵二国対委員長は事務的に対応し、「ここで嫌みを言うのはかわいそうだから
ね…」と同情してみせた。
平身低頭の大島氏を尻目に、山岡氏は会談後に国民新党の糸川正晃国対委員長と協議し、太田氏を早期辞任に追い
込む方針で合意した。野党内には、与党が9月16~18日に予定している衆参両院の代表質問に応じる代わりに、衆院
予算委員会で「政治とカネ」の集中審議を求めるという案や、代表質問を9月末に先送りさせ、新テロ対策特措法改正案
の審議入りを遅らせるという「揺さぶり」も浮上している。
大島氏は「与野党話し合って結論を出す。そういう姿勢で臨みたい」と語ったが、顔には早くも疲労の色が浮き出ていた。
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