08/12/11 23:26:04 oqVlUrH4
1・元首が任命して,議会が承認
2・議会が指名して,元首が任命
言われて初めて考えてみたが,俺には後者の方が
議会の権力が弱いように感じてしまうな.
1方式の問題は,任命までのプロセスがあまり民主的で無いこと.
そして元首や取り巻きの政治的判断力に頼ることかな.
2方式の問題は,議会が開いてないと指名のプロセスを踏めないから,
総選挙中に大平が死んじゃったケースのように,首相不在を覚悟しなきゃいけないこと.
この点は1方式だと,元首は死んでもすぐ継承順1位の皇太子or副大統領が昇格するから
元首が欠ける事はないので,首相も常に任命できる体制がとれる.
また,議会の指名のプロセスも,裏の作業が結構多いこと.
例えば麻生を首相に指名するだけでも
・立候補したわけでもないのに,麻生の名前が挙がる
・審議したわけでもないのに,自民は麻生,民主は小沢に投票することが決まっている
・カーボンコピーじゃないのなら,衆は衆,参は参で,独自に判断することが,二院制には
求められるはずなんだが,参院も衆院と同じように,衆院議員から選んでる.
この辺は怪しげな制度で,本来の議会制度の例外が多そう.