選挙制度・議会制度に関するスレッド12at GIIN
選挙制度・議会制度に関するスレッド12 - 暇つぶし2ch2:無党派さん
08/07/13 15:19:31 IuT8P4Mz
平成の大横綱・貴乃花親方が2get!!

         ,r'^⌒⌒ヽ,r''⌒`ヽ、
       /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ
      /;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノノ~~~~`ヽ;;;;;;;;;;;;i
      !;;;;;;;;;;;;イ::. /~~~\ ヽ;;;ノ
      ゝ;;;;;;;|:::: (●) ,(●) |シ
      从从/: \  、_!  / ノ       
       从从  i 'ー三-' i l    
        ノ从ヽ._!___!_/

>>1 非常にすがすがしいスレであります。
>>3 2getには心の底から納得しております。
>>4 2getに不惜身命を貫く所存でございます。
>>5 誉であります。
>>6 匠であります。
>>7 >>7氏につきましては~
>>8 書き込みは2番目にするものです。3番目以降はいかがなものかな~という

3:第3のregime
08/07/13 23:45:56 JCzo/RHZ
前スレ終了しますた

4:無党派さん
08/07/14 00:15:44 SgHwtZ+/
内容:
議会=立法=政策(ポリシー)決定
政府=行政=政策運用だが法の提案権も持ち、実質的な立法者でもある
官僚=政府に従って機械的に政策運用を行う。
 また、政府の部下として、立法作業にも関わる。
 運用がポリシーからそれていると見なされる場合に、議会と折衝する必要が生ずるが
 議員提案のための議会の部下ではなく、議会が政府の頭越しに官僚に働きかけて
 政策立案させることは邪道である。
 本来、そのような機能は議会事務局の担当である。
 よって、議会はチェック作業以外は官僚と接触する必要がない。

5:無党派さん
08/07/14 01:28:10 a2hGzoXQ
邪道というか、大臣こそ本質的にはチェックマンで、官僚=政府なんだから
頭越しというのはナンセンスなんじゃないか?
それだったら、国会の頭越しで政府与党が決めてるとも言えるわけで、それも禁止だな。

6:無党派さん
08/07/14 02:18:02 SgHwtZ+/
>大臣こそ本質的にはチェックマンで、官僚=政府なんだから

その、本質的に大臣がチェックマンにすぎない部分をこれからどうしようかという議論なわけで
現在、大臣がチェックマンにすぎないからその現状に即して制度を考えるという現状肯定こそナンセンスだろうよ

>頭越しというのはナンセンスなんじゃないか?

官僚は政府の部下であって議員の部下ではない
これは変えれんだろう
政権をとってる人間の言うことを聞くだけでもたいへんなのに
政権をとってない人間の言うことをいちいち聞いてたら行政府が成り立たんだろう

>国会の頭越しで政府与党が決めてるとも言えるわけで、それも禁止だな。

それは、当然といえば当然だ
政府がやれるのはあくまで「法の提案」と「行政運用」なのだから
立法もされていないのに法規外のことをやりすぎるのは禁止されるべきだな

自衛隊関連は特に法が成立していても憲法に抵触している範囲が多いので慎重に運用してもらいたいものだ

7:無党派さん
08/07/14 06:04:06 a2hGzoXQ
>>6
>官僚は政府の部下であって議員の部下ではない
そりゃそうだ、だからナンセンスと言ったんだってば。
自分の手足が、どうして自分の頭を越す必要があるんだよ、前に手を伸ばせばいいじゃないか。
頭越しなんて言うということは、つまりそれこそ別個の存在だと認めている事に他ならないだろ。
政府と与党が分かれたらそれを与党とは呼べないから、これもナンセンスな話だよな。

結局、政府内部が一枚岩でないだけの情けない話じゃ邪道と言われる理由にはならないよ。
政府が一丸であるなら、外堀から埋めるのは正攻法だ。
むしろ同じ議員である閣僚には選挙事情等を利用して色々働きかける方ができるわけで、
それではとても一騎打ちなどとは言えずよほど邪道だと思える。

8:第3のregime
08/07/14 12:41:59 7dDIfRzq
一枚岩になればいいのだったら、
一枚岩にするための、接触禁止などの策を否定しちゃダメだろ。

9:無党派さん
08/07/14 12:55:21 a2hGzoXQ
一枚岩かどうかなんてどうでもいいから理由にならないと言ってるんだけどなあ。


10:第3のregime
08/07/14 13:05:26 7dDIfRzq
民主的に選ばれた政府に対して、非民主的に選ばれた官僚が対抗できるシステムは
民主政治という点では大きな問題がある。
一枚岩でないと困るよ。

11:無党派さん
08/07/14 15:16:22 qEXGnLXz
安倍・自民惨敗で高笑いする霞ヶ関官僚たち
URLリンク(jp.youtube.com)


12:無党派さん
08/07/14 15:43:54 BLItgtHl
>>11
選挙制度スレにもマルチするなよ、安倍教信者クン
まさに安倍教信者はカルト
その暗い情熱は常軌を逸している。

13:無党派さん
08/07/14 15:55:45 qEXGnLXz
>>12
チョン乙。

14:無党派さん
08/07/14 17:04:24 BLItgtHl
>>13
精神異常者の哀れな荒らしクン、乙。

精神科に逝って狂脳を診てもらうことだな。

15:無党派さん
08/07/14 18:00:54 a2hGzoXQ
>>10
だからさあ、なんでそんなに頭と胴を真っ二つにして考えたがるのさ?
手が誰かと握手しようがしまいが全然関係なく、頭と胴体はつながっている。
切られた生首が手を離せば繋がるんだなんていうのは怪談だ。振りほどいて逃げるに限る。

そもそも一枚岩のほうが、政府つまり主に官僚が、圧倒的な権力を持つ事になる。
まあ制度としてはそういう状況も考えるべきだからそれはどうでもいいんだけど、
ただ、相手に接触出来なければ対抗手段のかなりのものが奪われてしまうわけで、
これは最悪の状況を考えていないということだから問題があると考える。

16:無党派さん
08/07/14 20:04:50 zk3uJ7CF
官僚が族議員と接触できるメリットって何?

17:第3のregime
08/07/14 21:48:44 7dDIfRzq
まあ、官僚に圧倒的な力を持たせないようにするための改革案の一部が、
この接触禁止だからな。

行政(内閣+官僚)の役割というと
1.政策の立案をし、国会に提出する。
2.その政策を実際に実行する。
3.その政策の実行の状況や、様々なデータを把握する(インチキや汚職をしてないかなども含めて)
この3つが柱か。
野党にとっては
1は、現状では民主が自腹で必死にやっている状態だが、諸外国のように野党にこそ政党助成が必要
2は、政権を取ってない野党には特に必要の無い権限
3は、国会での質問や国政調査権をもっと活発にして、行政のデータ隠しの無いようにする。
これで、行政が圧倒的で野党に勝ち目が無いってことはなくせるはず。


で、官僚の接触の話に戻るけど、
官僚が好き勝手に接触すると、野党に対抗手段が出来ると言っても、
現状だと官僚が自分で政策を作って、自分で味方を増やそうと接触してる状況でしょ?
そんな接触をいくら推奨しても、野党に対抗手段をプレゼントしに、会いに来てくれるものかね?


18:無党派さん
08/07/15 09:26:25 82cZXbaN
イギリスの影の内閣は、助成金を渡される。これは野党に対してのみ。
官僚機構を使えない分、その金で自分達の政策立案能力を補助する人員を雇う、のだそうだ。

19:無党派さん
08/07/15 10:18:47 rDJ2PjQt
>>10が政府性善説なら>>15は政府性悪説だなw
民主的に選ばれた政府に官僚の統率を任せなかったら誰に任せるんだという話なわけだが
官僚をチェックする権利は市民にも、野党議員にも自ずからあるわけだ
ただ、官僚を手足のごとく使っていいのは政府だけだという話であってね
>>15はチェックと統率を混同してると思うぞ

そこで、考えてみる
官僚を統率する根本的な対策は、外圧を外すことなのか?
官僚が他の議員の言うことをきかないようにする?
微妙なんだがね
支配されてはならないが、外からのチェックを受けない組織は必ず腐敗する
接触するなという部分にチェックも外す意図が含まれてるならそこは問題だろうね

20:無党派さん
08/07/15 20:30:56 Ny/sl2y0
>>19
>ただ、官僚を手足のごとく使っていいのは政府だけだという話であってね
>>15はチェックと統率を混同してると思うぞ
それはないだろう。 首が無いのに勝手に操れたらゾンビだよって話じゃないか。
大臣の決裁無しにどこまでできるものなんだろうか?

まあ議員なら自分が頭になって命令する立場になることはできるけど、
その状態こそ与党そのものだしなあ。

21:無党派さん
08/07/16 02:24:57 DmSTJHHQ
>大臣の決裁無しにどこまでできるものなんだろうか?

誰がそんなこと言ったんだ……

>>7
>自分の手足が、どうして自分の頭を越す必要があるんだよ、前に手を伸ばせばいいじゃないか。

あんたは与党議員が官僚の頭だという前提なんだな
オレはそうは言ってないんだがな
官僚の頭は政府であって議員ではない
与党であっても野党であっても、議員は官僚の頭にはなれないし
官僚を直接統率してはならない
しごく当たり前のことだと思うが?

22:無党派さん
08/07/16 07:08:14 zqvTQ4vZ
>>21
何を言ってるのかよくわからない。
政府の責任を持つ立場に座るのが政権与党でしょ。
議員が官僚のカシラにならなかったら国会がオール野党って事じゃないか。


まあ考えてみると政府閣僚なんて国民に選ばれた議員である必要はなくて
首相が適当に選んでるだけなんだから、特に民主的でもなんでもないな。
まあ不信任が可決されなきゃ国会が信任してることにはなるんだろうけど。
国民に選ばれた議員に選ばれた首相が選べば民主的となるなら、
官僚だって選べばいいだけじゃないか。人事権はどこだ?


23:無党派さん
08/07/16 12:21:01 DmSTJHHQ
まあ>>22みたいに政府=政権与党と考える人間があまりに多いなら
これは議員内閣制自体に問題があると考えるべきなのかもしれんがね

大統領制にすべき、あるいは、大統領と首長の並立制にすべきということになるわな
行政権はあくまで立法権から独立していなければならないからな

人事権は当然・運用の範囲だから大統領でなくったて事務官の更迭くらいできるし現にやっている
あまり認知されていないだけだろう


24:無党派さん
08/07/16 13:30:10 DutsknlQ
天皇という君主がいる立憲君主制国家なので
大統領制はできない。君主と大統領が並立してる世界の
マンガがあったが作者は元首制度わかっとらんな

25:無党派さん
08/07/16 14:25:37 W0mjl5k1
なんだ。結局議院内閣制を理解してなかったってオチか。

26:無党派さん
08/07/16 14:26:17 9Q2issZo
>>24
自分は議院内閣制で良いと思うが
象徴天皇制と首相(あるいは内閣)公選制は矛盾する制度ではない。
さすがに「大統領」というネーミングにすると違和感あるが
国民の象徴(シンボル)と国民の第一人者(プレジデント)が両立しても問題ない。


で、上のほうの議院内閣制における官僚と大臣の関係。
接触禁止とかに第3のregime氏は拘っているけどこれは官僚の権限が大だからでしょう。
議院内閣制のモデル国家である英国ではそもそもの「統治のための内閣」から
「立法推進の内閣」へと移行したわけで、与党・政府一体を前提としている。
だからこそ議員が政府スタッフを兼ねることが多いわけで。

古い資料だが1990年の主要官庁に割り当てられた議員は(まわりくどい言い方なのは
院内幹事や枢密院議長や大法官なんかは所轄官庁をもたないから)
閣内相17、閣外相27、政務次官(日本の副大臣相当)が39、それに加えて
例えば環境省は4大臣、4政務次官だが4人の議員が更に大臣補助として入っている。
 * この環境省は巨大官庁。日本でいうと自治省、建設省の権限も含む。
官僚はあくまで専門家集団であって企画立案はするがそれを指示、承認するのは
政治スタッフの仕事だ。
URLリンク(www.clair.or.jp)

英国はマニアックだから真似するのは難しいけど(内閣法も国家行政組織法もないからね)
官庁に与党議員を大量に送り込んで官僚と政治家の権限をしっかりと区別する、
重要な決定は内閣や首相側近閣僚(インナーキャビネット)が責任をもって行う、
この二点は参考にしても良いと思う。

27:無党派さん
08/07/16 14:40:09 DutsknlQ
イギリスは憲法をはじめ明文規定のないバラバラの
慣習法ばかりの積み上げでよく歴代上手く続くなと感心。
一方のアメリカの省庁における長官ら政治家の
多数配置はいいと思う。
長官・副長官・次官・次官補・次官補代理、
日本は大臣・副大臣・政務官の三段だから

28:無党派さん
08/07/16 14:43:10 9Q2issZo
政権交代があると省庁再編があるのが英国、
上級官僚総入れ替えがあるのが米国、
試験で上がった官僚はそりゃあ権限を持てんわな。

29:無党派さん
08/07/16 14:50:13 DutsknlQ
イギリスの上院議長、ブレア改革で今は大法官ではなく
ベテラン議員順に就任らしいな。
枢密院の枢密顧問官も閣僚が兼任する形式的なモノで
専門官ではいないとか(こっちは立憲君主制以降ずっとだが)

30:無党派さん
08/07/16 17:43:19 9Q2issZo
英国もかなりかわったな。
上の資料では北アイルランド、ウェールズ、スコットランド相が
それぞれいたからねえ(まだポストはあるかもしれんが)。

日本でいう副総理格やベテラン議員を枢相、ランカスター公領相なんかの
無任所大臣に押し込むのも英国の面白いところではある。

参考にはなるが真似はできんな、流石に。
下院議長の絶対的権威、予算の「ギロチン」、与野党にある院内総務制度や
「国王の野党」への俸給制度なんかは面白いと思うけど。
開会式のクインズスピーチや下院への女王からの人質差出はさすがに古臭いわな。

31:第3のregime
08/07/17 01:26:13 KSni0m2u
クイーンズスピーチとかは、日本は日本で
”貴族院および衆議院の各員に告ぐ。朕は国務大臣に命じて明治○○年予算案および
 各般の法律案を帝国議会に提出せしむ。”
なんていう帝国議会以来の、首相をはじめ大臣が施政方針を演説するという
一つの伝統が出来てるわな。

>>26
日本の官僚制度に一番近いと思われるのが、イギリスなんだよね。
でも、イギリスでは官僚支配の問題とか、官僚制への批判とかがあまりない。
多少はあるとしても、きっちり修正をかけてるようだ。

そうなると、“イギリスの謎”を解き明かすのが一番効果的だと思うんだよね。
下手にごっそり改革してどこかの国の制度を真似しようとしても、
現状でイギリスの真似に近い状態なのにうまくいってないのだから、難しいかと思ってね。

32:無党派さん
08/07/17 14:00:02 0/hfv59G
>>31
議会政治はクエスチョンタイムとか小選挙区制、マニュフェストなど
英国の真似をしてきたけどここは日本は委員会中心制だから
上手く機能していないなあ、と思う。

日本の官僚制度が英国に近い、というより議院内閣制つまり議会与党と
行政府の関係において英国がモデルになる。
英国の政府各省は閣内相とそれを支える閣外相、政務次官(日本の副大臣相当)が
設置されてその下に事務次官以下の事務局がある。
議員の数こそ違えど制度としては日本とそう異なるわけじゃあない。

違いは公務員制度かなあ。
政治任用職を除く官僚は「清廉、政治的中立性、客観性、資格任用制、大臣を通じた
議会への説明責任といって公務員の主要原則」(メージャー政権の白書、1994)という
規律に従っている。
ただこの公務員は徹底された「執行機関」であって政策立案はしない。
だから英国で公務員の接触禁止が可能なんだろう。
政策立案に関わる上級公務員は公開競争による外部登用。
日本の官僚のように行政職→上級公務員という単線型でないのが英国公務員制度の特徴かねえ。

参照
URLリンク(www.iips.org)

33:無党派さん
08/07/17 14:08:39 0/hfv59G
これを考えると英国を模範とした公務員制度改革は

1 省庁管轄大臣(議員)の増員
2 政策形成を行う上級公務員と執行業務を行う行政職の分離
3 執行業務への接触禁止、情報の公開
4 大臣に助言をおこなう外部顧問の自由任用
5 上級公務員登用制度の見直し

まあ一言で片付けると「大臣責任制の徹底」かなあ。
英国の公務員不信もたいがいだが日本との違いはサービスの質の
問題を言われているのであって政策立案に関して文句を言われているのではない。

34:無党派さん
08/07/17 18:03:16 lYQg5QQT
今の小選挙区制度を変えるべきだよ。
今の選挙制度のままだと、まともな議員が当選できない。
昔の選挙制度に戻すべき。

35:無党派さん
08/07/17 18:27:15 gD4nUVZ1
中選挙区だとまともな議員が当選したのか。
どちらかというと政党助成金制度(党の強い公認権)が問題では?

政党が議員を育てる姿勢があれば問題ないと思うけどねえ。
確かに県議上がりなんかが減ったなあとは思うが。
選挙制度が変わったのに政党の教育制度(?)が変わってないのが
問題なんではないかねえ。

36:無党派さん
08/07/17 18:32:16 x2doRBuL
政策秘書なんかは議員個人に貼り付けずに
政党単位でまとめればシンクタンク的に機能するかもしれん

中選挙区で選ばれた議員の質が低くてもある意味あきらめられるが
小選挙区の場合はストレスが残るのは事実
非拘束比例と拘束比例の違いと同じ

37:無党派さん
08/07/17 18:51:08 RCzmTacN
っていうか、執行専門となるとさらに接触禁止が意味不明じゃないかな?
そんなところへ議員側が注文つけたって上に言ってくださいで済む訳で、
逆は普通の陳情と同じように話位は聞いたっていいだろう。
結局、告発封じの口実位にしかならないと思う。

例えば、現場はB策がよくてA策じゃ駄目だとわかってたけどそんな権限は無いから、
立案権のある上司なり部署なりに報告したとする。
でもパンよりおかしな上司Aで数字だけをみたか、裏でなにか個人的な不都合があったのか、
とにかくB策を握りつぶしたとすると、欠陥が表面化していないA策が通る可能性が高いだろう。
で、議員も政府が責任持って言うんだから問題ないんだろうと、特に関心がないとそのまま進んで、
決定してから代わった上司BがA策をやれと言ってきたら、現場は困り果てるだろうな。
できなかったら上司Bの責任になるけど、まあこれは仕方がないな。

ドラマにするなら、この上司Bが実はB策を出した本人だったとかにすれば面白いだろうなあ。
現実にあったら困るけど。

38:無党派さん
08/07/17 20:04:41 4rB15ls9
>>34-36
選挙制度の話になると、いつも中選挙区制に戻せ、いや反対だ
になるね。永遠のループ。

私は現行制度も中選挙区制も反対。
中選挙区制派にも小選挙区制派にも現行制度維持派にも組しない。
比例代表制をベースとする選挙制度(ドイツ式も含む)に変えるべき、というスタンス。

39:無党派さん
08/07/17 20:41:15 1rhZ14ib
全国単位比例代表こそ死票ナシの民意忠実反映で最強

40:無党派さん
08/07/17 21:51:04 x2doRBuL
衆院に関して言えば、現実的には少なくとも当面は
小選挙区と比例の割合(議席配分)が論点だろう
いきなり抜本的に変えろと言っても現状では空論に過ぎない
小選挙区制を廃止するなら、まず比例の割合を増やして
中小政党の議席を増やすしかない

41:第3のregime
08/07/17 22:39:23 KSni0m2u
>>32
ただ、日本が委員会中心主義になってしまったのは、戦後の多分GHQの
押しつけだろうと思うからね。日本サイドも委員会中心主義になじめないまま、
ここまで来てしまった感がある。

公務員制度についてだが、イギリスの官庁が徹底した執行機関ってほどは無いと思う。
政策立案の作業を100としたら、30ぐらいは専門知識を有する官僚が
提案してる部分もあるんじゃなかろうか。
しかし、日本は95ぐらいが官僚だろう。
イギリスだと、大臣・副大臣・政務官が70ぐらいの部分を担ってると。

だからこそ、その他の国会議員は、大臣と副大臣と政務官に国会で質疑すれば、
政策立案という部分は十分把握できるし、細かい数字のような官僚じゃないと答えられないことは、
文書でナントカ省に質問すれば済むと。

日本の場合、今までだと大臣は5%しか把握してないのだから、95%をよく知ってる官僚に
議員がレクチャーしてもらわないといけなかったと。

42:第3のregime
08/07/17 22:59:42 KSni0m2u
イギリスは執行部門のエージェントを、省庁からどんどん分割させたとも聞いた。

>>37
そこでだが、例えば日本だと気象庁とか海上保安庁とかは執行専門で、
キャリア官僚も行政職や法律職は採用してないはずだけど、
気象庁の官僚と接触したって、別に大した効果は無さそうじゃね?

43:無党派さん
08/07/17 23:53:36 RCzmTacN
>>42
その辺はむしろ現場の意見が重要じゃないか?
衛星がポンコツでゴミと雲の区別がつかなくて予報がさっぱり当たらないのは困るし、
船が以下同文で不審船を逃しちゃいましたとか沈めるしかなかったじゃ絶対困るよね?
かと言って人手不足で扱いきれないような代物を配備しても只の金食い虫だし、
その辺ちゃんと戦略的総合的に考える所が必要なんじゃないだろうか?



44:無党派さん
08/07/18 15:09:46 iGZoXdIZ
>>41
英国は政策立案部門とエージェント(執行部門)が分離されている。
前者を構成するのはペーパー官僚じゃなくて資格任用の上級公務員と
大臣、政務次官などの議員とその補助スタッフ。

ただ英国のような大臣責任制は委員会中心主義じゃないからできるのかもね。
本会議中心主義(法案ごとに委員会を設置)だと大臣が法案の主旨から問題点まで
答弁せざるを得ないが、細かいことは委員会でやれる。

いまのまま大臣責任制にしたら大臣は過労死するかもなあ。

45:第3のregime
08/07/18 21:48:56 cNJ20CGl
>>43
それを戦略的総合的に考えるところが、例えば
 1人の国土交通大臣

 交通担当・国土担当・海上保安担当・気象防災担当の4人の副大臣

 道路担当・鉄道航空担当・自動車交通担当・河川担当・港湾担当・
 都市整備担当・住宅担当・海上保安補佐・気象補佐・防災補佐の10人の政務官

 大臣直属の3人の補佐官

なんて感じで国会議員から任命し、上級公務員と補助スタッフが補佐する、
>>44氏のまとめたようなチームなんじゃないだろうか。

気象庁で言えば、気象防災担当副大臣と、気象補佐の政務官が、執行機関に対応して、
現場の意見を吸い上げ、戦略的総合的な政策を考えると。

これにさらに第三者的な意見の吸い上げやチェックをするのであれば、
それはオンブズマンがやるのがベストかもね。
与党の平議員や、野党議員に直接調査させるのは、口利きとか圧力とかのリスクを考えると
どうなのかと思う。

46:無党派さん
08/07/18 23:51:58 p51s37aN
>>45
なんか縦割りなんだよなあ。 もちろん一本通っているのは大切だけど、バックアップがほしい。

結局いくら第三者でも監査法人の問題とかをみてると、それができるのが限定されてちゃ腐るんだと思うよ。

47:無党派さん
08/07/19 01:09:03 RWQsepEg
あと、国会議員の人数が多すぎる。
今の半分くらいでいいよ。
政党助成金も廃止にするべき。


48:無党派さん
08/07/19 02:57:44 gJCqftf6
根拠示せ

49:大モナー帝國皇帝モナー1世
08/07/19 03:42:58 7w5iOC7S
単純小選挙区制にすれば?
現行の選挙区制だと公明党とか社民党とか共産党とかそういうぶっちゃけどうでもよくて、政権担当能力がない(公明党は別だけど)党が
比例で受かっちゃう。これはやばいでしょ。ドイツみたいに多党制を志向するのなら中選挙区制がいいかもしれない。
あと、目的の一つとして憲法にグレーゾーンな公明党を潰すという目的も有る。
あと、政権交代しやすいという理由も有るけど。

50:大モナー帝國皇帝モナー1世
08/07/19 03:49:38 7w5iOC7S
議会制度に関して言うなら、強行採決の禁止だな。

51:無党派さん
08/07/19 15:06:43 2+3togIW
>>46
縦割りに見えるのはその通りだと思うが
それは省庁が今のまま、という前提にあるのでは?
日本は議会委員会まで担当省庁が決まっている高度な縦割りだから
(参院は政策別に委員会を再編したが)現状から考えると縦割りになりそうだが
エージェントはともかくその上位官庁は政策立案を担うのだから
政権の優先順位の都合でいつでも統廃合されても良いと思う。

例えば社会保障が最重要課題ならば厚労省の一部局を省に独立させて
余った厚生省、労働省には政務次官(副大臣)クラスしか置かないとか。

政権が変わるごとに国家行政組織法が改正されてもいいんじゃね?
もちろん前提として執行部門、行政職はある程度固定化が必要だが。

52:無党派さん
08/07/19 17:06:58 +z/9Z927
そういえば参議院の解散権って話があったけど、その代わりにサブの系統を担わせるってどうかな?
ねじれ状態だと野党を強制的に与党にすることになるのか、あくまで少数与党から戦略担当を出す
だけになるのかはわからないけど。

53:無党派さん
08/07/19 21:39:19 gJCqftf6
>>50比例だろうと小選挙区だろうと強行採決は可能なわけだが
どういう制度設計が必要だと思うの

54:無党派さん
08/07/19 21:41:21 gJCqftf6
>>49中選挙区という言葉を使うときは単記か連記かも書いてもらいたい

55:無党派さん
08/07/19 21:43:02 2XekfOpc
小選挙区制(二大政党制)と二院制は相性悪いわけでね
二院制を続けるなら、どっちかの院は比例代表による多党制で
政権の枠組みづくりの柔軟性を持たせないと


56:無党派さん
08/07/19 23:00:38 TbYfFATg
政教一致・公明党の政界追放を!
比例区廃止して中選挙区復活を!(大選挙区でもOK)
衆議院の優越を廃止!若しくは参議院の権限を強化!
もっと議員増やしていい(世襲議員の割合を下げるため)
衆議院480から600へ 参議院 240から300へ



57:無党派さん
08/07/20 00:37:16 sbvBGY/0
>>53
ふと思ったんだけど、政党が金出して議員の裁量権を買おうとするのは、なんで賄賂にならないの?

58:宴は終わったが ◆CSZ6G0yP9Q
08/07/20 12:41:51 ta/V2GjL
>>56
中選挙区、大選挙区は一番公明党に有利な選挙制度なんですけどね。
中間政党や圧力団体がキャスティングボードを握らないようにするには
比例代表制度が一番いいんですけどね。実は。
得票数に応じた議席配分が一番民意を反映していますし。

59:無党派さん
08/07/20 15:00:52 CMJVxamm
どのような選挙制度を選んでも、国民全体ではなく、
当選者が選挙制度を変更できるのでは、たいして意味が無い。
選挙制度の変更は国民の直接民主制度で行うべきだと思う。

60:無党派さん
08/07/20 15:45:36 qKx/it09
>>58はげどう
えだのに言ってやれ

61:無党派さん
08/07/20 15:53:52 qKx/it09
>>58
>得票数に応じた議席配分が一番民意を反映していますし。

比例はプラス票の集計だけでマイナス票の集計をしていない
おまけに個人ではなく政党を選んでいるので
政党にまぎれこんで個人として問題のある人間も当選できる問題がある
一番民意を反映などと軽々しく言う前に
このスレは3つ4つ遡って読んできてもらいたい

62:無党派さん
08/07/20 15:56:37 qKx/it09
×このスレは3つ4つ遡って読んできてもらいたい

○このスレを3つ4つ遡って読んできてもらいたい

63:無党派さん
08/07/20 16:24:36 sbvBGY/0
前スレの話だったと思うけど、2/3の得票が過半数の議席になるような、
少数意見を尊重しやすい選挙制度って具体的にどうすればいいの?

64:無党派さん
08/07/20 16:41:17 qKx/it09
>2/3の得票が過半数の議席になるような、

どーゆー意味?

65:無党派さん
08/07/20 17:44:06 DVqI3DR/
極端な話、参院が完全比例代表なら衆院が完全小選挙区でも
あるいは逆の場合ももちろん、一定程度少数意見は反映される

あとは議員さんの身分の安定性をどう考えるかだけで


66:無党派さん
08/07/20 18:03:28 m0qCoKZa
>>65
まあ「ねじれ」を当然と考えれば衆参で民意を汲む役割を分担させればいいわな。
現代政治の難しいところは衆参両院の上位に政党があることかなあ。
政権選択と言う意味では衆院が民意の集約に向かえばいいのだが
参院の権限や任期6年を考えると衆院が政党本位、参院が人物本位の方がいいかもね。

大統領制だから比較はできないけどフィリピンなんかは上院は全国大選挙区の定数24
(半数改選だから12名)で良くも悪くも人物本位。
もっとも猟官禁止のための親族の就職制限規定なんかはさすがフィリピンという感じ。
人口8000万が12人を選ぶってこれはこれで極端だが(中央集権国家なのになあ)。

67:無党派さん
08/07/20 18:07:39 DVqI3DR/
ねじれが生じるのは、衆参ともに小選挙区(あるいは定数2)が多くて
二大政党化により中間政党による補完が機能しないからでしょ
どちらかを完全比例代表にすれば、枠組みの組み替えで解消されるはず

68:無党派さん
08/07/20 18:52:31 m0qCoKZa
>>67
似たような選挙制度だと「ねじれ」は起き難いはずだったんだが。
まあ国民が衆院と参院を使い分けているのかねえ、ここ何回かで
参院で与党が大勝したのは小泉フィーバーの01年だけだしなあ。
衆院は解散権ある与党が有利だが参院は与野党も国民も準備しているから。

参院選挙
07年(自公46、民主60) 
小沢民主大勝、与野党逆転 ☆統一地方選挙
04年(自公60、民主50)
岡田民主健闘、小泉与党苦戦
01年(自公保78、民主26、自由6)
小泉フィーバーで与党勝利
98年(自民44、民主27、共産15、公明9、自由6)
橋龍自民大敗、民共躍進
95年(自民46、社会16、新進40)
新進躍進、社会惨敗 ☆統一地方選挙
92年(自民68、社会22、公明14)
自民勝利 ☆PKO法、自公民時代
89年(自民36、社会46)
社会大勝 ☆リクルート&消費税&首相の女性スキャンダル
86年(自民72、社会20)
自民勝利 ☆衆院同日選挙

保守合同以降自民が60議席割って当然になったのは宇野時代以降だな。
いわばそこから「ねじれ」国会はそれなりの期間、体験している。
足りない議席は法案丸呑みとか自由・公明との連立とかで凌いだが。

69:無党派さん
08/07/20 19:43:37 sbvBGY/0
>>64
例えば小選挙区は、過半数の得票で最高すべての議席を独占できる可能性があるよね?
平均で言うとどうなのかわからないけど、とりあえずそれの逆みたいな方式はあるのかなと。

70:無党派さん
08/07/20 19:56:30 DVqI3DR/
あえて言えば大選挙区制だろう、定数が3以上の
大政党ほど票割りが難しくなる

71:無党派さん
08/07/20 20:13:07 qKx/it09
>>69地方議会の投票に行ったことあるかい?
>>70の言うような大選挙区の単記式で、ぞくに「少数代表制」とも言う
小集団の代表である小ボスがのさばる、ヤクザ議員ばかり出てくる最悪な制度なわけだが
キミの願いはかなえられるかもしれんね

72:無党派さん
08/07/20 20:29:33 /6uiKQ/W
少数党に有利な方式となると、サン=ラグ式比例代表制。

といっても、大政党に不利とまで言える方式ではないがな。

73:無党派さん
08/07/20 21:02:51 m0qCoKZa
>>71
地方議会は単記制をとる以上はある程度区割りをしてほしいわ。
政令市移行前は定数50から一人を選ぶってそんな無茶な。
以降後もうちの選挙区は大きいから10名以上いるけど
まだましになった方だ。

ただ区割りというと愛知県議会のようなゲリマンダーになる恐れもなあ。
かといって地方議会の性質上、政党本位にするわけにもいかないし
せめて10名以下の選挙区くらいには分けて欲しい。

>>72
少数党に有利、といっても程度の問題だなあ。
ドント式と比べて2議席目がとりやすい程度じゃないか。

74:無党派さん
08/07/20 21:08:37 DVqI3DR/
概して市町村特別区議の選挙区は定数多過ぎ
都道府県議の選挙区は定数小さ過ぎ

75:無党派さん
08/07/20 22:07:25 sbvBGY/0
>>70
でも、その辺がやりようでうまくできるのが組織なんじゃないのかな?
最低得票ラインをうまく読んで票割り調整さえできれば、大選挙区だって過半数の得票率で
2/3議席獲得とかも状況次第で難しくない気がする。
ただまあそもそも過半数の組織票を固める事が難しいだろうけど。

76:無党派さん
08/07/20 22:20:42 qKx/it09
そもそもの話、民主主義は多数決原理で進行するものだ

少数者の救済は、オンブズマンのような公聴機関や
住民監査請求・住民訴訟・行政不服審査法・行政手続法など
多数決によらずに、その主張が正論であるかどうか、という冷静な
観点から第三者機関が判断するのでなければ意味がない

民族間の対立でもあって、見た目にはっきりと
少数集団の不利がわかる状況でもなければ、
あえて少数者に特に配慮した
代表選出方法などというものはナンセンスだろう

「真理は常に少数者にあり」とは言うものの
ガリレオが後世に評価されるように
正論ならば必ず、いずれは多数に支持されるものだ

他者を説得できないような少数暴論が
なぜ議会に送り込まれなければならないのか

77:無党派さん
08/07/20 22:25:49 m0qCoKZa
>>76
民主主義は多数決原理だけど
自由主義はそうじゃあないからねえ。
どちらかといえば民主主義でも侵すべからず個人の権利を重視する。
それが第三者機関で担保できるならいいけど、1議席でも議会に
代表を送っておいた方が安心はできるだろうな。

まあ民主主義と自由主義はバランスの問題で、別に少数民族枠みたいに
左翼枠を1/3設けろって言ってるわけじゃない。
あえて少数者を有利にするような制度は多数者の意思を損なう。

78:無党派さん
08/07/20 22:28:43 sbvBGY/0
>>76
っていうか、過半数ってそもそも多数なんだろうか?

79:無党派さん
08/07/20 22:31:47 DVqI3DR/
>>75
そのあたりは定数と政党の勢力分布の兼ね合いで決まる
例えば参院大阪の定数が3から4になれば共産が少ない得票で当選しやすくなる
自民や民主は相対的に得票率が高くても2人目は非常に当選させにくい
ケースバイケースだが確率的には比較的小政党に有利


80:無党派さん
08/07/20 22:40:39 e058W+Fo
英米系の議会&政府関連情報が多いけど、大陸系とか北欧系、台韓・その他アジア系の美点ももっと知りたい。
情報自体がないわけじゃないんだけど、参考にしたい部分がイマイチないんだよね。
オンブズマンとか監察院とかは面白そうだけど、権限の差配が難しそうだし。
何かないかしら。

81:無党派さん
08/07/20 22:47:12 e058W+Fo
民主制・立憲政・自由主義の相剋は今トルコが最高に面白い。
あれを解決できる政体があるなら見てみたい。

82:無党派さん
08/07/20 22:51:23 e058W+Fo
地方議会は権限弱めて(条例を否決しても知事が賛成なら、再否決に2/3必要、とか)
その分、行政の監視に力点を置くようにした方が良いんではないかしらね。

選出方法は完全比例。小ボスの一人政党が増えるかな。

83:無党派さん
08/07/20 23:46:50 m0qCoKZa
>>80
憲法調査会の報告書はどうだろ。
まあ議会制度に偏ってはいるけど憲法裁判所なんかは参考になるかも。
英米系にはない概念だからね。

参考になりそうな各国憲法と簡単な注釈
○国務院 
 仏伊の行政諮問機関。政令の授権の大きいフランスでは重要
○オンブスマン
 オーストリア…議席上の3大政党が指名する3名。連邦行政への独立した審査権
 スウェーデン…国会の選出する若干名。すべての行政・司法への監査・審査権
 スペイン…国会が任命する護民官。憲法明文の権利擁護のため行政活動を監視
 デンマーク…国会の行政監察委員。文武行政を監督する非国会議員
 ブラジル…裁判所と検察庁はセットだが、ユニークなことに弁護庁がある
 ポーランド…市民の権利弁務官。上院同意を得て下院が任命。独立して自由権利を擁護
  ※ ポーランドは別に行政監察のための最高監察院が下院に服属する機関としてある
○憲法裁判所
 イタリア…大統領、国会、最高裁が其々同数任命。合憲性に関する訴訟を行う
 オーストリア…政府提案8名、国会提案6名。法学あるいは法・国家学の専門家が条件。
          通常訴訟、行政処分で解決できない「すべて」を裁判する
 スウェーデン…憲法委員会。明文に任命規定ないが国会の委員会。政府の審査・監察・弾劾
 スペイン…国会・政府・司法の指名した12名の専門家。憲法訴訟と人権擁護訴訟を管轄
 韓国…裁判官資格を有する、大統領・国会・司法の任命する9名。弾劾審査、違憲審判など
 ドイツ…議会による任命。抽象的規範審査を含む広範な憲法裁判権を有する
 フィリピン…公務員行政、選挙管理、会計監査の3つの憲法委員会
 フランス…大統領・上院・下院の任命する9名。法律の合憲性を事前審査
 ポーランド…憲法法廷。国会の選出する9名。申立権者(オンブズマン含む)の申立による憲法審査
 ロシア…抽象的違憲審査権を有し、また憲法解釈をする

ざっと調べたが主要国はこんなもの。台湾監察院は改憲前資料しかないので現在の職権は分からぬ。
もちろん、実際に条文どおり運用されているかはかなり怪しい。

84:つづき
08/07/20 23:58:06 m0qCoKZa
日本の憲法裁判は具体的審査しか行わないのでオンブズマン制度に
限って考えるとデンマークの行政監察委員なんかが手っ取り早そう。
国政調査権(62条)を根拠条文に国会直属の行政監察委員(非議員)を設置。
証人出頭、証言および記録提出要求は国会各院のみがすると解釈できるが
行政監察委員に院の顧問のような第三者的地位を与えることは可能。
申立権利者を法定して国政調査勧告を行うか否か、まで委ねるのは違憲ではないだろう。
ただ最終的な調査権は憲法明文で両議院に属するとあるから独立して監察するのは無理かな。

85:無党派さん
08/07/21 02:21:17 5+Yhn+0T
>>78 「過半数」とかいう言葉遣いをしているのは
おまいさんであって、俺じゃないんだがね
>>76のレスのどこに「過半数」なんて言葉があるんだ

民主主義は多数決で進行する
多数決には過1/2議決のほかに、2/3の議決を要するものや出席者によらずに定数を分母とする絶対過半数
あるいは出席者数の要件を1/2以上に(2/3など)に設定するものもある

いろいろあるが、小選挙区などの1人を選出する選挙なら過半数を満たしていれば
まだマシなほう・・・というか、かなりいいほうだぞ
東京都知事選挙なんか1人を選ぶ選挙なのに立候補者が乱立するものだから
第一得票者が当選ラインに届くかどうかまで心配されてたくらいだ


>>77
>1議席でも議会に代表を送っておいた方が安心はできるだろうな。

送り込みたければ勝手にどうぞと言う話だわな
あたかも小選挙区が少数者に不利すぎるかのように言う人が多いが
実際のところ、ぜんぜんそんなことはない

日本全体で一人の大統領とかを選ぶ選挙をやった場合、当然それは「小選挙区」だが
この場合は分母が100%日本そのものなので、確かに大政党有利になるだろう
ところが、現在のような地域ごとの小選挙区で国替えもないような状況ならば
小政党の候補者であっても地域に密着して地域の信頼を得さえすれば容易に勝てる
北海道とか

小選挙区の数が増えれば増えるほど、有権者の分母は小さくなるので、密着戦術が功を奏する

86:無党派さん
08/07/22 02:19:13 IHBCFI61
>>85
いや、ちょっと少数暴論っていうのが引っかかったものでね。
過半数の得票と言っても、100%その個人や政党を信任して投票する人は限られる。
だからそれを無視して過半数といっても形だけで、実は少数暴論である可能性は高い。
あと、51%で49%は抑えられないと思う。でまあ2/3議決ならどうかってことなんだけど、
そもそも、公約に縛られて金太郎飴みたいな議員の議席は無駄なんじゃないかと?

そこで、議決は過半数のままで、2/3の得票で過半数の議席ってことにしても、
実質的に2/3議決になると思った。 そして、浮いた議席を泡沫政党とかに回せれば
この板が面白くなるかなあと(w

87:無党派さん
08/07/22 02:43:27 vjVielv+
>公約に縛られて金太郎飴みたいな議員の議席は無駄なんじゃないかと?

あんたは小泉チルドレンとかを念頭において、金太郎飴と言っているのだと思うが
比例代表制こそ個人の人格よりも政党公約に重点のおかれた金太郎飴を量産する制度だとは思わないのか?

自由主義的要請として、いろんな意見の持ち主を議会に送り込んでおきたいという意思は、わかる
それと同時に、政治腐敗が叫ばれる中で、ある程度レベルの高い議員を求める声も切実で、
こちらは、誰もが議員となることではなく、むしろ、ある程度議員になろうとする人間が
淘汰されるべきことを要請している

厄介なのは「レベルが高い」=「得票率が高い信任率が高い)」とは一概に言えないことで、
本来ならば公選法の規定から見直しをかけて刑法犯となった人については執行猶予がついていても
その猶予期間の間は議員とはなれないことにしておくとか、あるいは多選禁止などをはじめから
盛り込んでおくべきだが、今はそこまで出来ていないのが現状だ

そんな中で、議員の質をある程度絞り込む要請を、選挙制度から考えてみるときに
比例代表制は、どうしても「個人」ではなく「政党」を選ぶ制度なので、
「教祖の劣化コピー」や政党内実力者ではあっても、
まるで国民からは信頼されていないような人が
政党内事情によって通りやすくなるなどのマイナス要素が強いことが否定できない

これはマイナス票効果がないための現象なので、
同じ複数を同時に選ぶ選挙であっても、個人名を複数連記できる仕組みなどにすれば回避できる
なお、この中選挙区無制限連記式を使う場合には、定数を3~5人程度にしておかないと
立候補者の数が多すぎる場合に「投票コスト」が高くなりすぎる可能性があるので注意が必要である

88:無党派さん
08/07/22 03:10:07 IHBCFI61
>>87
いや、そもそも比例マンセー派ではないよ?
そもそも上記のある意味対数グラフ的な議席要求を満たせる制度がないかと探してるわけで、
今のところ、そういう大政党に不利といえるようなものはないって言われてるんだよな。
えーと、その中選挙区無制限連記式では、そういうのも可能なのかな?


89:無党派さん
08/07/22 03:12:39 vjVielv+
>意味対数グラフ的な議席要求を満たせる制度

もう少し詳しく。俺は理系ではないのでそういう用語はわからん

90:無党派さん
08/07/22 08:07:25 B+cidhT1
>>88
>対数グラフ的な議席要求を満たせる制度

比例代表で割っていく数を1.2.4.8.16…という具合に累乗にしていけば対数グラフ的になるんじゃないのか?
それをやっても大政党が名目上別政党として登録するだけだろうから、純粋比例以上の意味はないだろうが。

91:無党派さん
08/07/22 08:47:04 wyLbpQkU
要はNHKの討論番組みたいに一党一人みたいなかんじがいいんだろ

92:無党派さん
08/07/22 09:37:47 vjVielv+
>>91そういうことなのか?
ならば言っておかねばならないと思うのだが
選挙というものは「人」を選ぶのであって「意見」を選ぶのではない
確かに政策議論で「人」を選ぶ判断をやるわけだが
政策の方向性についてのすべての意見を知りたいだけなら
町づくり交付金のようにアンケート調査を使って政策決定することを制度化するとか、あるいは
住民投票条例でもって政策の方向を政治家ではなく住民自ら決定する
ということにしてしまったほうが話が早い

93:無党派さん
08/07/22 21:20:29 IHBCFI61
>>90
名目上でも別政党なら違うことが言えるんだからそれでいいと思う。

そもそも、バラバラな事を言ってるだけでは何も決まらないわけで、
それも、重み的には2/3が支持しないとどうにもならないって事なんだから、
まともに交渉できる政治力が要求されるべきだろうな。

94:無党派さん
08/07/22 22:16:06 vjVielv+
政権を担おうとする意思が、政党には要求されるってことだな、それは

現実にこれまで行政が行ってきた仕事の継続性を認めて
それを引き継ぎながら軌道を修正する能力が求められるわけで

自己主張激しく、これまでの仕事を完全否定して一切の妥協をしないなら、
いつまでたっても多数派になることはできないわけだ
これは共産党の欠点だな

比例中心で偏った妥協のない思想にも一定の支持者がついてくるようになると
政党の多党化・分散化が進む
オリーブの木のようにそのような野党連合が政権をとるときに、お互いが主張を調整できればよいのだろうが
実際には、「偏った妥協のない主張で選挙を勝ってきたもの同士」なので、そう簡単に妥協できるわけもなく
妥協すれば妥協したで、支持者からの批判を受けることになるだろう

結局のところ、多くの意見を拾い上げようとつとめるあまり、かえって
国民意見の分散を助長して、政権は単なる数合わせの野合連立ということになりかねない

これはマイナス票効果のない比例の副作用・・・というか、欠点の一つだと思う

95:無党派さん
08/07/23 00:27:32 5oBAALLj
首長選挙など、どうしても1人を選ばざるを得ない選挙についてはフランス
みたいに2回投票制(決選投票制)にするか、オーストラリアみたいに全て
の候補者に順位をつけて、得票の低い候補者の票を他の候補に移譲する制度
にするなど、民意を反映出来るようすべき。投票総数の50%未満で当選
出来る小選挙区制には納得いかん。


96:無党派さん
08/07/23 00:33:31 4PGXIbiz
>93
一つの政党が過半数の議席を得るためには2/3の得票が必要でも、一党一議席の政党が集まって議会の過半数を占める場合は1/2超の得票で十分ではないの?


97:無党派さん
08/07/23 17:00:19 +9wxhe+5
唐突に1選挙区定数2の中選挙区制を押してみる。
鳥取とかの全県一区は定数1ね。


98:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/23 23:28:20 Gcj8/Fg2
民主主義と強い排除に整合性があるとは思えんなあ

ドイツ併用性程度が排除の上限だよ。

>>87
実際小選挙区では党を選ぶ選挙になるのが実相なんだから
理論や制度の眼目で云っても最早意味無し。

>>61
政党相互でマイナス集計は~?

99:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/23 23:33:02 Gcj8/Fg2
>>87
あとさ、党所属議員の一律化は
選挙制度より政治資金制度などもにも強く由来するものだろうよ。

小選挙区制でも派閥/グループが強い集金力をもつ政治・選挙・社会制度では
派閥政治に、比例制度などでも議員(候補者)個人に政治資金が渡される制度なら
各自自立的になるさ。

100:無党派さん
08/07/23 23:37:31 QzU4U1qO
>実際小選挙区では党を選ぶ選挙になるのが実相なんだから

おまいさんは小選挙区の投票で政党の名前を書くのか?
無効票になっちまうぞ

>政党相互でマイナス集計は~?

政党を複数選びたいならば、その他の政党に×をうつこととイコールになる
政党を複数選びたいのか?

101:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/23 23:41:07 Gcj8/Fg2
候補者名を書く事と候補者を選ぶ事が=なのかとか
下卑なこといわせなさんな。

>政党を複数選びたいのか?
出来る事なら選びたいな。

102:無党派さん
08/07/23 23:46:19 QzU4U1qO
>政党相互でマイナス集計は~?

政党を複数選ぶならば、その他の政党に×をうつこととイコールになる


>あとさ、党所属議員の一律化は選挙制度より政治資金制度などもにも強く由来するものだろうよ。

そういうことは別に否定しない
だが、今は選挙制度の理念から考えている

小選挙区制度を使えば議員が自立的になる、などということを主張しているのではない
議員「個人」を選ぶ制度でなければ、よい議員を選びながらダメ議員を落とすという
マイナス票効果が発生しないという単純きわまりない事実を述べているだけだ

小選挙区は定数1の完全連記式とも言えるので、他の定数と同じ数の完全連記式と同じく
マイナス票効果がそこそこ期待できる

無制限連記式にすると、マイナス票効果は更に強くなり、定数に満たない○をつける
制限連記式になるとマイナス票効果は弱くなる

あたりまえの話だが、投票を×をうつマイナス投票にしてみると
(つまり、落としたい候補を列記する)前述の効果は反転する


103:無党派さん
08/07/23 23:52:58 QzU4U1qO
>候補者名を書く事と候補者を選ぶ事が=なのか

政党を選びたいなら政党名を書けばいい
個人名を書く制度が政党選択型の投票に近いというのは、
民主の主張だったように思うが
先に述べたように
現在使っている国替えなしのの小選挙区では
分母の小ささに乗じて小政党が地域密着戦術によって当選を得ることは十分に可能である
小選挙区制が二大政党制を加速するものといえるためには国替えが必要なのではないか

あと、中選挙区で無制限連記式にしておけば
二大政党化は進まない
これは間違いないと思っている

104:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/23 23:53:01 Gcj8/Fg2
有権者が誰を選ぶかの代議制民主主義。
「よい、わるい」を拡大して制度化しようってことは
議員価値を多数派専制の下に置くってことだな。

実相に依り立たない理念に選挙制度を置くことは馴染まない、
適用するならその制限と併用することを譲れない。

105:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/23 23:57:50 Gcj8/Fg2
>分母の小ささに乗じて小政党が地域密着戦術によって当選を得ることは十分に可能である
日本では回数を増すごとに困難に成っているのが実情かと。
国替に限らず地域密着の有効性は地方選挙と国政選で効果(意味もだが)違うと見るが
各選挙区の有権者数次第などがアメリカとイギリスの党派議席の
様子の違いなどにもあらわれているのではないかな

で、日本で300や400ではアメリカと変わらなかろう。


106:無党派さん
08/07/23 23:59:59 QzU4U1qO
>「よい、わるい」を拡大して制度化しようってことは
>議員価値を多数派専制の下に置くってことだな。

別に拡大などしていない
単純に、すべての候補者個人に対する好悪を正確には比例的に反映しているにすぎない

というか、議員を多数決で選ぶのが「投票」であって
それを否定したいなら抽選でも導入することを提案したらどうだ

俺はむしろ裁判員制度にならった抽選枠を設けてもかまわないくらいに思っているがね
比例との併用は反対だが

107:無党派さん
08/07/24 00:07:29 9UVgZLGM
>各選挙区の有権者数次第などがアメリカとイギリスの党派議席の
>様子の違いなどにもあらわれているのではないかな
>で、日本で300や400ではアメリカと変わらなかろう。

他国の実情はしらん。詳しく教えてくれ

108:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/24 00:07:46 tdMoRV2+
>>108
>議員を多数決で選ぶのが「投票」
比例で事足りる。

で。いや拡大だ。小選挙区制こそが問題議員を排除できるって思想への。

小選挙区制がどれだけ問題議員を抑制しているのかだけど
中小党派、ないしキミの共産嫌いを満足させるだけだわ実際。

109:無党派さん
08/07/24 00:11:21 9UVgZLGM
なんであんたは比例が好きなんだ?w

110:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/24 00:11:39 tdMoRV2+
>>107
2大党派(及び関係議員)の占有率、第3党以下の参入度合いな。

>108
思想の制度への拡大

111:無党派さん
08/07/24 00:12:20 kSA9AvQY
比例が一番、優れた制度だよ。

証明終わり

112:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/24 00:15:24 tdMoRV2+
私しゃ比例小選挙区併用で比例単独は主張してないけど?

113:無党派さん
08/07/24 00:16:43 9UVgZLGM
>小選挙区制がどれだけ問題議員を抑制しているのかだけど

俺は小選挙区主義ではなくて中選挙区無制限連記式を主張しているんだがね
あと、中選挙区で無制限連記式にしておけば二大政党化は進まないと言ってるだろ

あと俺は共産党が嫌いのなのではなくて、比例主義者が嫌いなだけだからw
とはいうものの、国政ではなく、人口5万以下の
地方議会選挙では比例導入・無報酬議会を主張しているんだがね

>思想の制度への拡大
????????


114:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/24 00:21:48 tdMoRV2+
「マイナス票」を云ってるのはこのスレであなた一人でOK?

で、中選挙区無制限連記だと共産党内選挙化の危惧ありはしないのか。

>比例主義者が嫌いなだけだから
比例嫌いだろ、上げた問題の実態より理念で云ってんだから宗教的なよ。

115:無党派さん
08/07/24 00:30:06 9UVgZLGM
>共産党内選挙化の危惧ありはしないのか。

面白い日本語だな。もう少し詳しく

>上げた問題の実態より理念で云ってんだから宗教的なよ。

何をいいたいのか、もう少し具体的にな

116:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/24 00:35:10 tdMoRV2+
>>115
スレリンク(giin板)l50

・質問に回答してない件は概ね認めたって事でOKじゃないのか?

117:無党派さん
08/07/24 00:40:15 9UVgZLGM
せめてアンカーくらいはれ
何が言いたいのかわからん

質問に回答していない件だが、その質問の答えはNOだぜえ
中選挙区無制限連記式を主張してたのはそもそもA-11じゃなかったか

118:小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2
08/07/24 00:52:02 tdMoRV2+
思いつきの小出しレスとかいらないんだけど?

119:無党派さん
08/07/24 00:54:26 9UVgZLGM
それは自分の姿を(ry

120:無党派さん
08/07/25 18:21:57 gcBezyOI
俺の案も聴いてくれ。
定数今のままで
ねじれ解消のために
衆院480と参院242を統合。
そして議員歳費
URLリンク(ja.wikipedia.org)
を3分1に削減。
新しい選挙制度は
全国区の【比例代表】
任期は2年。
4年は長すぎ。
小党乱立覚悟で比例の1%条項等設けない。
議員の数減らすのもいいと思うけど
議員経費減らすことのほうが先決じゃね?

121:無党派さん
08/07/25 18:42:04 naJUylll
>>96
まあその場合2/3効果はなくなるけど、少しはバラバラの意見をまとめようとするだろう。
大政党だと、執行部一任とかで諦めるか、最初から金太郎飴かしかない。
国会がただの儀式で、問題が放置されたまま押しきるしかできないなら、
過半数では足りなすぎると思う。


122:無党派さん
08/07/25 20:26:15 qv18mHyj
>>120
改憲が必要な案はあまり現実的じゃないな。

123:無党派さん
08/07/25 23:17:39 y8LZZhDv
>>121
一党一候補の政党が1000党立候補して上位500党が当選するような議会になるわけ?
全国区制とほとんど同じで一定以上の支持基盤を持っていればほぼ終身議席が約束されることになるが。
それだと民意による選択はほとんど働かずに終身議員達の離合集散で政策が決まる寡占政治になる。

基本的に比例代表とかの少数代表議会は民意による選択と関係なく国会内の議論で政策が決まるし,
小選挙区とかの多数代表議会は国会内の議論と関係なく民意による選択で政策が決まる。

両者を折衷させたものがフランス型の二回投票制やプレミア付きの比例代表制だったりするのだが。

124:無党派さん
08/07/26 00:24:01 wGqgT3EX
>>123
えーと、この前選挙とは人を選ぶんだと言ったのとは別の人なんだろうか?
ちゃんと仕事してなきゃ落ちるってのが選択じゃないの?
いろんな党が有るんだから選びやすい筈。
ホントはこの候補に入れたいけどもっと通りそうな他へとかもやらなくてよくなるし。

125:無党派さん
08/07/26 00:30:02 nW9895JE
>>124
>えーと、この前選挙とは人を選ぶんだと言ったのとは別の人なんだろうか?
別。

>>ちゃんと仕事してなきゃ落ちるってのが選択じゃないの?
少数代表の場合、国民のための仕事をしてなくても少数のための特殊利益を追求していれば仕事したことになる。

126:無党派さん
08/07/26 00:47:29 wGqgT3EX
>>125
そもそも、政党で支持者と支持者以外の利益を分け隔てしないなんて事が
実際あるのだろうか?
こちらを立てればあちらを立たずで、そんなの無理でしょ?
勿論全部がそうじゃないから、両方立てられるものは、すかさず立てるってのが、
いい政治じゃないのかな?

127:無党派さん
08/07/26 01:01:37 nW9895JE
>>126
少数代表なら支持者だけ相手にしてれば落選しないけど、多数代表だと過半数の支持が必要だから中間派を取り込まないと当選できない。

>勿論全部がそうじゃないから、両方立てられるものは、すかさず立てるってのが、いい政治じゃないのかな?
どんな制度でも両方たてられるなら立てるだろう。誰も損しない政策ってのは誰の得にもならない政策だから、やっても無意味。

128:無党派さん
08/07/26 01:09:14 wGqgT3EX
>>127
ウインウインが無意味って、それじゃ何が一体国民の為の仕事なのさ?

129:無党派さん
08/07/26 01:35:29 nW9895JE
>>128
将来的に損害を最小にして利益を最大にすることだろう。
誰も損しない政策なんてものはない。

130:無党派さん
08/07/27 05:04:29 gsp6D7Uc
>>124>>126>>128
選挙は人を選ぶもの、と言ってたのは俺なんだが
とりあえず、1000人1000党の比例代表ってのがすでに昔の全国区選挙や
ヤクザばっかりの地方議会と同じ
大選挙区単記非移譲式投票になってることに気づいてるのかな?

単記非移譲式の最大の欠点は、定数を増やせば増やすほど信任率が下がり、
議員の質が小ボス化して粗悪になっていくことだ
定数25の地方議会での、議員一人あたりの信任率は4%弱にすぎない
定数を50に増やせば信任率は2%を切る

議員の不信任は1/3の直接請求と1/2の住民投票で成立するわけだが
この選挙では、5割どころか9割の市民から嫌われていても、
わずか4~2%以下の応援団を持っていれば何度でも当選できる・・・・・・
というか、大勢の市民のための政策よりも、小集団のための利益誘導だけ
やってるほうが選挙に通りやすい

何度でも言うが、意見の数だけ知りたければ政党を分散させるような選挙を
やるよりも、アンケートでもやったほうがはるかに健全だよ

131:無党派さん
08/07/27 05:05:27 gsp6D7Uc
で余談になる
実際にアンケートをやってみればわかることだが
一つの物事に対する意見の数というものは、いくら出しても10個を越えることはない
NHKの内閣支持率アンケートなどは1500人くらいしかサンプルをとっていない

母集団が15万にであっても1億5000万人であっても、Aに対して◎か○か×か××か・・・
その傾向を見るためにはサンプルは1500で十分だということ

そこで、あえて言うなら各種の意見を代表させるだけならば、議員の数なんてものは
そもそも20人程度で十分なわけだ
内閣その他が抱える各専門家の諮問機関は、学者や団体代表など20人程度選んでおいて
10人程度は欠席で、そこから生まれてくる構想が基本的に日本の行く末を決めている
国会ではなくて、こっちの諮問機関のほうが合議の場として理にかなったことをやっている

132:無党派さん
08/07/27 05:07:08 gsp6D7Uc
>大選挙区単記非移譲式投票になってることに気づいてるのかな?

訂正
大選挙区単記移譲式だな、一応比例だというならばw

133:無党派さん
08/07/27 05:25:02 gsp6D7Uc
>>123
>基本的に比例代表とかの少数代表議会は民意による選択と関係なく国会内の議論で政策が決まるし,
>小選挙区とかの多数代表議会は国会内の議論と関係なく民意による選択で政策が決まる。

中選挙区無制限連記式を使った場合・・・
比例代表のように政党への「好感度」だけでなく、各個人候補者への「好悪」
を完全に比例で表現できるようになる
上位得票者から定数分だけ当選するわけだが
上位の者の信任率はおそらく9割を越えてくる多数代表性
ただし、複数の候補者が当選できるので、バランス票効果も同時に期待され、
次点候補者の性格は、最上位の候補者とはむしろ真逆になる
つまり多数を獲得してはいても、次点候補者は実質的には少数意見に配慮した
意見の持ち主になり得る・・・・・・(そううまくはいかんかな?w)

選挙による民意段階での議論と、国会内議論の双方を充実させれるのではないかと思うが、どうですかね

134:無党派さん
08/07/27 07:44:03 AJGdkyB/
参院の全国比例で選ばれる議員の顔ぶれを見れば
比例代表であれ、移譲式であれ、超大選挙区制はダメだな
せいぜい定数10ぐらい単位で比例なり移譲式なりやらないと

135:無党派さん
08/07/27 07:56:44 gsp6D7Uc
×中選挙区無制限連記式を使った場合・・・
比例代表のように政党への「好感度」だけでなく、各個人候補者への「好悪」
を完全に比例で表現できるようになる

○中選挙区無制限連記式を使った場合・・・
比例代表のように政党への「好感度」だけでなく、各個人候補者への「好悪」
を完全に反映できるようになる

後から見ると無茶苦茶な文章になってるな
すまん

136:無党派さん
08/07/27 09:31:16 ENk3vJF9
>>133
無限連記式だと誰からも嫌われないというタイプの候補しか当選できないから、賛否両論で国論がまっぷたつに割れている問題を選択するという選挙はできなくなる。
「民意による選択」というのはそういう意味。

137:無党派さん
08/07/27 14:35:55 gsp6D7Uc
賛否両論で国論がまっぷたつに割れている場合に、
候補者が議論を避けてとおろうとする?

そんな選挙行動になるかね?

138:無党派さん
08/07/27 17:26:32 ENk3vJF9
>137
なるでしょう。
広く薄い支持を集めたほうが当選するのだから、賛否ある問題を選挙で持ち出すことはなくなるし、対立候補を批判することもなくなるのだから「問題を避けている」と批判する人もいなくなります。

139:無党派さん
08/07/27 21:51:49 aSPFiv72
>>94 >行政が行ってきた仕事の継続性を認めて

何でも継続すれば良いと言うものではない。
間違っていたものは正さなければ選挙意味がない。

>政党の多党化・分散化が進む

やる前から妄想抱くなw
そんなことはない。
嘘だと思ったら、比例代表制で一度でも選挙してみな。
今までの政党と殆ど顔ぶれは変わらない。
変わるのは、小選挙区制の歪みで不法に利得していた自民の議席が減るだけ。

>オリーブの木のようにそのような野党連合が政権をとるときに

そんなことは無い。
妄想に過ぎん。

>お互いが主張を調整できればよいのだろうが実際には、「偏った妥協のない主張で選挙を勝ってきたもの同士」なので、そう簡単に妥協できるわけもなく妥協すれば妥協したで、
支持者からの批判を受けることになるだろう

そんなことは無い。
選挙する前からお前に何が分かる?
日本の政党には共通項と言うものが在るんだよ。
まず最大公約数で結ばれる。
政党は政党支持者の意思を国政に少しでも反映させるのが使命だから、
総てが満たされなくても一部でも遂げられれば、完全野党であるよりは評価される。
政党が十分にその目的を達成出来なかった時は、
責任は政党に在るのではなく、もっと十分な票を与えなかった有権者に在るのだから、
一々女女っちく批判されることは無い。


140:139の続き
08/07/27 21:53:11 aSPFiv72
>多くの意見を拾い上げようとつとめるあまり、かえって国民意見の分散を助長して

比例代表制で一度もやったことも無いくせに、
唯の食わず嫌いの想像で難癖を付けているだけの
杞憂に過ぎない。
そんなことよりも、民意が議席に反映しない不公正極まりない小選挙区制の弊害の方が何万倍も大きい。

>マイナス票効果のない比例の

自分の気に入らない候補者を強制的に蹴落とす、或いは封殺しようとする考え方は、共産主義や全体主義、ナチの考え方だ。
議会選挙には、マイナス票効果など必要ない。
議会は、そもそも色々な考えを持った国民の代理人の集まりなのだから、
気に入らないものは排除すると言う考え方は馴染まない。
もっとも、比例代表制にも定員があるので、支持政党の数が増えれば相対的に非支持政党の数は減る。
その程度のマイナス票効果で我慢しなさい。


141:無党派さん
08/07/27 22:17:00 gsp6D7Uc
>>138
どちらの言い分からも独立している人間が何人かとおってきたとして、それの何が悪い?
有権者みんなが複数の票を持っているのだから、日和見主義的候補者に入れる票は一票で十分
あとはもう少し明確な意見の持ち主に票を入れようとする人も少なからずいるだろう
むしろ小選挙区ではとおりにくかった、第三者的存在が通りやすいということによって
二大政党化にはならないと主張しており、そのような結果に何の抵抗もない
プラスとマイナスの双方の民意がまっすぐに反映しているのだから
それに文句を言ってもはじまらない

>>139-140
断言厨だねえ
もう少しまともな論拠にのっとった話し方ができないかね
えらそうすぎるw

142:無党派さん
08/07/27 22:34:35 ENk3vJF9
>>141
>どちらの言い分からも独立している人間が何人かとおってきたとして、それの何が悪い?
問題点は選挙の結果によって政権交代を起こすことができなくなるという点。
二大政党制の利点は選挙によって政権への信任と不信任を表明できるという点だから。

だから無限連記制は大統領制の下での議会選挙や諮問機関型の上院選挙としては有効だが、政党政治を前提にしてい現代の政治では議院内閣制の下院選挙としては使えない。

世論を政策化する機構として政党以外のものを提唱できるなら別だが。

143:無党派さん
08/07/27 22:46:03 gsp6D7Uc
なうほど、あんた生粋の小選挙区論者か
そっちの立場からは多少ものたりなく見えるかもな
ただ、小選挙区は小選挙区で、選択肢が少なすぎる点がある
投票コストが低いこの状態を普通は欠点とは言わないのかもしれないが
A党かB党かという選択型選挙におちいるあまり、
A党の候補者であれば、多少人格的に問題がある者でも「やむを得ず」
選択され、とおってくるという弊害がある
タイゾーとかカギチューなんかはまさにそれだったでしょう
複数選ばれる連記式にしておくと、同じ党内の候補者が二人でてきても
差し支えないので、党内の候補者選びよりも
民意による選挙での選択のほうが強くなる
党内事情による候補者=当選者選びよりも民意重視の選挙であってほしいじゃないか

144:無党派さん
08/07/27 22:47:24 gsp6D7Uc
×タイゾーとかカギチュー

タイゾー省略。彼は小選挙区じゃなかったんだっけ

145:無党派さん
08/07/27 22:55:24 ENk3vJF9
>143
いや、政権選択型の選挙と民意反映型の選挙は一長一短があってどちらが優位とも言えないと思っているが。
だから
>>123
で述べたフランス型の二回投票制やプレミア付きの比例代表制が現状では優位だと考えている。

無限連記制では議員を選べても政権を選べない。
だから「選挙による民意段階での議論と、国会内議論の双方を充実」ではなく国会内の議論を重視した議会制度になるし、政党の影響力が後退する分個人中心の議会になる。
だから上院向きだと言っているわけ。

146:無党派さん
08/07/27 23:00:47 gsp6D7Uc
>国会内の議論を重視した議会制度になるし

その点は必ずしも同意しない
そもそも政党があまり好きでなくて。個人中心の議会になってほしいと思っている
議員を選ぶ選挙は政党を選ぶ選挙として有効でないというのは、地方議会を見ていれば
まあわからなくもないが
議長選挙が、まさしく野合の産物だからね
議院内閣制とは合いそうにないかね
なら、首相公選か大統領制を同時提案してみるかな

147:無党派さん
08/07/27 23:05:59 gsp6D7Uc
まあしかし、意外な方向に議論が流れていくな
2スレほど前にA-11とこの無制限連記式の話をしているとき、
彼はバランス投票による中間的存在がのさばってくるのではなくて、

二分型投票のスタイルゆえに
A候補者(政党)のクローンとB候補者(政党)のクローン対決になり、
小選挙区と大差ない答えがでると主張していた

同じような制度を主張していても結果の予測は人によってぜんぜん異なっているものなんだな

148:無党派さん
08/07/27 23:12:58 ENk3vJF9
>146
大統領制と個人中心の議会の組み合わせはアメリカ型だからまったく無理とは言わないが、厳正三権分立のアメリカ型が成功している国はアメリカ以外にはほとんどない。
世界的にみても厳正三権分立型を新しく採用する国はほとんどなくて、大抵象徴大統領制か半大統領制だ。

149:無党派さん
08/07/27 23:51:53 h9B1bogw
>>143
2/3効果を主張してた者なんだけど、要は人材不足だと思うんだよな。
需要に供給が追いつかなければ質が落ちるのは当たり前。
だから大政党の議席数は抑えた上で人気を反映する方法はないものかと。

150:無党派さん
08/07/28 06:29:31 fjYR9Vx+
>>148
アメリカの影響モロな中南米やフィリピンとかはアメリカ型まんまでないの?
アフリカはフランス型多いみたいだけど、

151:無党派さん
08/07/28 06:59:42 oaHWDZsV
>150
中南米は汚職とクーデターと大統領独裁が多くて、成功しているとはいえないだろう。

152:無党派さん
08/07/28 11:43:50 ZN+zI1ML
まあアメリカ型の多い南米や英国型、フランス型の多いその他第三世界の
どれも成功しているとは言いがたいが(制度だけじゃ、というのはここになるなあ)

アメリカ型大統領制で両院制の憲法典をもつ国は議員の個人主義が確かに強いわ。
単に政党が未発達というのもあるけどフィリピン上院やパラオ下院のように
単記制大選挙区なんかをとると政党は発達する要素がないよな。
アメリカとほぼ同じ憲法と選挙制度をもって独立したリベリアなんかは
内戦前まで一党独裁だったしねえ。


遅レス
>>80
台湾旧憲法と関連法が見つかったので台湾の監察制度について。
これは孫文の五権分立の思想(行政、立法、司法、考試、監察)によるもの。
監察委員は46年憲法では地方代表からなり上院の要素(人事同意権)もあったが
92年増補で総統指名制となって人事同意権は廃止された。
主な権限は国政調査権、行政審査権、会計監査権、弾劾権、糾弾権。
立法府を純粋立法に限って他の議会の要素(行政人事同意権除く)を監察院に
委ねたものと解釈すればよろしいかと。
旧憲法では人民代表機関は国民大会なので重要事案(総統弾劾など)の最終決定は
そこに委ねられる。
もっとも91年まで「叛乱平定時期臨時体制」つまり戦時体制にあったわけだから
事実上憲法は機能していなかったけど。

153:無党派さん
08/07/28 12:11:41 fjYR9Vx+
厳格な三権分立な制度をとるアメリカ…

じゃあ副大統領(行政次席)が上院議長(立法方翼トップ)
兼任してるのはどういう事なんだと、小一時間…

154:無党派さん
08/07/28 18:17:35 Do/P3Vj7
>>152
>メリカ型大統領制で両院制の憲法典をもつ国は議員の個人主義が確かに強いわ。
>単に政党が未発達というのもあるけどフィリピン上院やパラオ下院のように
>単記制大選挙区なんかをとると政党は発達する要素がないよな。

大選挙区単記非移譲式をやっているのは日本の地方議会くらいかと思っていたのだが
フィリピンとかパラオのは票の移譲がある(比例的な)制度なのですか?

155:第3のregime
08/07/28 22:23:36 8RIUKtHQ
>>153
まあ上院議長として仕事をするのは、可否同数の時だけだからなあ。
憲法制定当初は、行政の仕事も立法府の仕事もない、とんでもない閑職だったらしいし、
本来の意図はどの辺にあったんだろうな。

156:無党派さん
08/07/28 23:17:15 fjYR9Vx+
アメリカ副大統領の上院議長兼任は、そうでもしないと、
大統領職務不能待ち以外する事なくて暇過ぎるからか?

157:無党派さん
08/07/28 23:58:56 oaHWDZsV
>155
あれはスペアでしょう。
大統領というのは「民選の君主」だから、王様と皇太子をセットで選ぶという感覚で。

話を戻すと、個人中心の議会と公選首長の組み合わせというのは、日本の地方議会が典型的にそうだが、首長の独裁体制になる危険性が高い。
議員が組織化されてないと資金力や情報力で首長にはかなわないので、首長に協力して利権にありついたほうが有利。結果的に首長は多選して議会は親首長派が大半を占める。アフリカは大抵そうなってる。
逆に議員が組織化して首長に対抗するとデッドロックに陥るので、大統領が機能するにはアメリカのように「二大政党制であるが拘束力はない」という絶妙のバランスが必要になる。

158:第3のregime
08/07/29 00:36:20 FzUy+/X0
ちょっこら英語版のWikipediaとか見てみたら
合衆国憲法2条1節3項
・選挙人はそれぞれの州で会合し、秘密投票によって二名を選挙する
 中略
・大統領に選任された者に次いで最多得票をした者が副大統領となる。

ってことで、大統領選挙の次点が副大統領になる仕組みだったんだな。

敗者復活というか、残念賞というか、そういうタイプのものなのだったら、
“じゃあ、副大統領は上院議長として賛否同数の時に仕事してもらおうか”って
話になるのも分からんでもないか。
対立候補を立法府に放り込むのだったら、むしろ三権のチェック機能は強まりそうだしな。

159:第3のregime
08/07/29 00:46:58 FzUy+/X0
>>157
そういえば、ワシントンをはじめとして、
初期の大統領は国家統合の象徴としてのお仕事がメインで、
政策をぐいぐい推すようなことはやってなかったんだな。
それなら、副大統領を、象徴的な役割のために上院議長にさせておくのも悪くはないな。

160:無党派さん
08/07/29 02:00:16 9ucMKezI
○大統領継承序列
大統領→副大統領→下院議長→上院議長→国務長官…

副大統領と上院議長は同じ人やん

161:無党派さん
08/07/29 06:57:23 3ZNkGFwB
>>160
継承3位は上院仮議長だよ

162:無党派さん
08/07/29 07:21:39 3ZNkGFwB
>>158
>対立候補を立法府に放り込むのだったら、むしろ三権のチェック機能は強まりそうだしな。

当時の大統領選挙は2票制だったから、副大統領は対立候補ではなかったらしい。
3回目1796年の大統領選挙で大統領と副大統領が対立陣営から選ばれたのがチケット制導入のきっかけになった。

やっぱり単なる補欠でしょう。

163:第3のregime
08/07/29 18:35:28 FzUy+/X0
第1回・2回の大統領選のジョン・アダムズって、ワシントンを補佐すべくペアになった
人物なのかな。
なんか今でいう党首選挙みたいな雰囲気にも見える。

164:無党派さん
08/07/29 19:08:55 2GPOU18c
>>163
おなじ連邦派だからワシントン(満票で2選)とセットだろうね。
ポスト・ワシントンの含みもあったのかもしれない。
彼の副大統領のコメント「人類がつくったもっとも無意味なポスト」。
いまほど副大統領が重視されない時代だったからなあ。
ちなみにパラオはいまでもパッケージじゃなくて正副大統領を別で選挙しているね。

>>154
フィリピン上院は日本の参議院旧全国区のような大選挙区単記非移譲式かと。
パラオ下院(この国は上院が州1名の小選挙区制)も同様。
政党が未発達な国はこういう選挙制度が多いんじゃないかなあ。

165:無党派さん
08/07/29 19:45:56 agpI197I
ワシントンは一応無党派。2票目を連邦派と民主共和党が競ってた。

でもまぁ副大統領を上院議長に据えた理由は謎だね。
単純に本国英国の大法官を模したのかな。
賛否同数なら政権側に転ぶ制度的は上院の役割から見ても悪くないと思うけど。

ゴア以降は副大統領が何某かの担当を分掌してるみたいだし
首相というか大統領府長官というか、そんな方向に変わっていきそうな気はする。

166:無党派さん
08/07/29 20:15:27 2GPOU18c
>>165
連邦派と共和派、大州と小州の妥協かもしれないなあ、副大統領兼上院議長。
できたものは立派だが米国の憲法制定史は妥協と対決の嵐だったからなあ。
ワシントンにもっと野心があったらいまでも大統領は王様みたいな待遇だったかもね。

167:第3のregime
08/07/29 23:36:13 FzUy+/X0
逆に考えて、
13の州の26人が構成する上院の、議長を誰にやらせるかと考えると、
最高裁から連れてくるか、行政府から連れてくるか、改めて選挙で選ぶかしかないか。
議長は普段は採決に参加しないとなると、1人取られるのは大きいし、
どこかの州は州の代表者が2人から1人になってしまうわけで、痛いよな。

そうなると、行政府サイドの人間で、選挙で選ばれてる副大統領は
悪くない選択ってとこかな。

168:無党派さん
08/07/30 00:07:12 Mcn0tStW
アメリカ型制度まんま導入してる国々でも
副大統領は置かないとこあるな、途上国の場合、
副大統領が下克上する恐れがあるからか?

169:無党派さん
08/07/30 00:41:05 DZjGpzJ4
>>167
大統領継承順位第一位だけを副大統領の仕事と考えれば
上院議長(各邦代表者)を公選する制度と言えなくもないな。
そもそも憲法上、副大統領は上院議長を兼ねる以外の権限がないわけだし。

>>168
臨時代理を予め法律なりで定めておけば副大統領は無用だよな。
米国ですら副大統領は「大統領の死を待ち望むポスト」だから。
米国は下院2年、正副大統領4年、上院6年と任期を厳しく規定しているが
別に大統領が書けた場合、フランスのように選挙すればいいわけだし。

170:無党派さん
08/07/30 01:35:30 Mcn0tStW
副大統領はスペアだから同時暗殺テロ防止の為に、
意図的に大統領とは常に別場所配置ってホント?
ていうか普段、副大統領ってナニしてんの?

171:無党派さん
08/07/30 01:47:06 PhahD5LB
国会の役割
1上院
日・・・国民及び都道府県の代表、直接選挙
米・・・州の代表、直接選挙
英・・・諮問機関的役割~学界・上流階級の代表、任命制・世襲など
独・・・州政府の代表、間接選挙
仏・・・地域圏及び市町村の代表、間接選挙

2下院
日・・・国民の代表(小選挙区比例代表並立制)、直接選挙
米・・・国民の代表(小選挙区制)、直接選挙
英・・・国民の代表(小選挙区制)、直接選挙
独・・・国民の代表(小選挙区比例代表併用制)、直接選挙
仏・・・国民の代表(小選挙区制)、直接選挙

首長と政府
日・・・天皇(国家の象徴、形式的地位))→首相(政府・国民の代表)→地方自治体
米・・・大統領(国民・政府の代表)・中央省庁各長官→州政府・自治体
英・・・女王(国家の元首、形式的地位)→首相(政府・国民の代表)→地方自治体
独・・・大統領(形式的地位、国民の代表)→→首相(中央政府の代表)→州政府・自治体
仏・・・大統領(国民の代表)→首相(政府の代表)・内閣→地方政府(地域圏)→地方(県)→地方自治体(郡・市町村)

こんな感じ?

172:無党派さん
08/07/30 17:54:42 DZjGpzJ4
>>170
大統領の死を待っているのが仕事。
まあ副大統領にもいろいろあって盟友ゴア(クリントン)、忠臣チュイニー(小ブッシュ)とか
次期候補大ブッシュ(レーガン)、党実力者ジョンソン(ケネディ)など役割は様々。

173:無党派さん
08/07/30 20:14:40 Mcn0tStW
超馬鹿クエールが副大統領なれるなら、俺も俺も、って思う

174:無党派さん
08/07/31 02:55:18 ud95vCKb
>>164後段 さんくす

>>171首相は間接選挙なので国民の代表ではなく議会か政府の代表だわな


175:無党派さん
08/07/31 16:35:28 +EF2r3rS
民主党は世襲の規制を衆院選の争点にすれば勝てる
スレリンク(seiji板)

民主党は12日、政治改革推進本部(本部長・岡田克也副代表)の役員会
を開き、政治家の世襲制限などを盛り込んだ「公職選挙法見直し中間報告案」
を大筋了承した。「国会議員経験者の子息は同一選挙区から立候補できない
ようにする」ことが柱。
与党と協議した上で秋の臨時国会での公選法改正を目指すが、
党内にも「職業選択の自由に反しないか」との指摘があり、党の
内規にとどめることも含め、さらに検討する。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

176:無党派さん
08/07/31 20:12:54 cD106HXk
10年置きに区割りが変わる可能性あるのに、どうやって同一選挙区と認定するの?

177:無党派さん
08/07/31 21:12:10 +kEzBRLj
>>176
一部でも重なってたらアウトにすればいいんじゃないか?

178:無党派さん
08/07/31 21:41:24 ud95vCKb
素直に国替えすればいいだろ
民主党内でもまとまらんかw

179:無党派さん
08/07/31 21:56:15 cD106HXk
親の選挙区と掠ってもダメってことになったら、過疎地の議員は他県転出しかないね。

180:無党派さん
08/07/31 22:13:59 ud95vCKb
>>171上院の選挙制度の比較も頼む

181:無党派さん
08/07/31 22:48:02 +kEzBRLj
全国区は例外にしてあげてもいいぞ。

182:無党派さん
08/07/31 23:13:02 SKLdfEF/
1票の格差、最大2・28倍 衆院、2倍超は53小選挙区

 総務省が31日発表した3月末現在の住民基本台帳人口に基づき、
衆院の300小選挙区の「1票の格差」を共同通信社が試算した結果、
最大格差は2・277倍となり、昨年の試算(2・214倍)より0・063ポイント拡大した。

 衆院選挙区画定審議会設置法は格差に関し「2倍未満」を基本としているが、
2倍超の選挙区は16増えて53に上った。2010年実施の大規模国勢調査に基づき、
区割り見直しが検討されるのは必至だ。

 衆院小選挙区の最大格差は、人口最少の高知3区(25万6545人)と
最多の千葉4区(58万4152人)との間で生じた。

 一方、参院の選挙区ごとの議員1人当たり人口は、最多が神奈川県の146万6382人、
最少が鳥取県の30万1206人で、最大格差は4・868倍となり、昨年より0・065ポイント拡大した。
格差が4倍を超えたのは6都道府県で、2倍超は29都道府県に上った。

URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

183:無党派さん
08/07/31 23:27:42 M+WbAMIj
>>175
あまり意味無し。
結局、議員間で後継の立候補者(子供)を交換し合うだけ。

極端な話「国会議員経験者の子・孫は国会議員になれない」ぐらいの規制をしなければ駄目。
もちろん憲法に抵触してしまうが。

どうしても親と同じ選挙区から立候補するというのなら、
性別変換手術を行い、完全に姓名を変更するのならば認めてもよいw

184:無党派さん
08/07/31 23:36:43 gf16ktRL
○具体的規制範囲
1、配偶者・子・孫・兄弟・甥姪・従兄弟
2、秘書・後援会・事務所関係者
3、系列県議・市議

これくらいやって下さい。代変わる時は無関係者に

185:第3のregime
08/07/31 23:48:16 F6hjT9YB
結局の所、選挙直前に大物が辞任して、
息子がすぐに立候補して当選する、ってのが世襲だから
全く同じ選挙区で立候補禁止ってだけで、効果はあるし、
そこまでしなくても、選挙期間を延ばして、パッと出の息子のチェック期間を長くするだけで
十分効果はあると思うな。

わかりやすい例が、知事選挙かな。
下手したらヨーロッパあたりの国の大統領選挙に匹敵する人口の都道府県なのに、
選挙期間は2週間ちょっとしかない。
その結果、テレビタレントばかりが知事になり、新潟では田中真紀子の子を立てようとしてる。
こんな選挙期間じゃ、2世かタレントか後継指名でないと勝てないわけだ。

186:無党派さん
08/08/01 00:06:13 ud95vCKb
>>185知事選なんざ次にいつ選挙やるのか決まってるんだから
選挙期間が短いなんて言い訳はとおらんよ

衆院小選挙区の場合は、その主張を認めてもいいし
そもそも公選法が選挙期間を定めること自体が
世界的にみて有り得ないことだから
そこの不合理を指摘するのはまちがってはいないが

187:無党派さん
08/08/01 00:09:30 jWlEhRvb
>>182
ふと思ったけど、国会の議決権を一人1票じゃなくて選挙区の有権者数にしてみたらどうなるのかな?

188:無党派さん
08/08/01 00:12:03 xtiu8XQz
単純に同一選挙区からの再選禁止で良い。
区割り変更が行われたら有権者数(投票所単位)で
区割り前と区割り後で3割重複したら同一と見なす。

189:無党派さん
08/08/01 01:17:06 tW2tgqq4
>>180

◎アメリカ
国民の直接選挙(全州2名ずつ×50州の選挙区制、2年ごとに3分の1ずつ改選)
◎日本
国民の直接選挙(3年ごとに半数ずつ改選、選挙区146名+比例代表96名)
◎イギリス
世襲+政府任命(定員約700名、世襲貴族・一代貴族・法服貴族・聖職貴族により構成)
◎ドイツ
州政府による選出(総表決権69、議場の座席は各州6席、州の人口により議決権を変更)
◎フランス
地方自治体・内閣・下院が選出(定員321名、3年ごとに半数ずつ改選、在外国民向けの選挙区あり)

190:無党派さん
08/08/01 01:47:25 PcdBbxvG
>>189ありがとう

191:無党派さん
08/08/01 01:58:14 tW2tgqq4
ちなみに

小選挙区制または小選挙区比例代表併用制(並立制)を採用している国
アメリカ(3億人)、日本(1.3億人)、ドイツ(8000万人)、フランス(6000万人)、
イギリス(6000万人)、カナダ(3000万人)、豪州(2000万人)など

中選挙区制国家
スペイン(4500万人)

比例代表制を採用している国
オランダ(1600万人)、ベルギー(1000万人)、スウェーデン(900万人)、
オーストリア(800万人)、デンマーク(500万人)、ノルウェー(450万人)など

192:無党派さん
08/08/01 02:37:38 PcdBbxvG
スペインの中選挙区は単記ですか? それとも連記式?

193:無党派さん
08/08/01 03:04:38 tW2tgqq4
>>192
政党名を書く単記式
www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200612_671/067106.pdf

194:無党派さん
08/08/01 03:08:16 p75Kosed

 「東村山・朝木明代元市議 不審死事件」を糾弾する『主権回復を目指す会』
勇気ある日本人が行動を起こしています。支援宜しくお願いします。
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
 心ある方、画像拡散お願いいたします。



195:無党派さん
08/08/01 03:12:20 tW2tgqq4
>>193だけど、よくよく考えればこれは中選挙区制じゃなくて
拘束名簿式比例代表制だな。訂正します。

196:無党派さん
08/08/01 03:58:12 PcdBbxvG
さんくす

197:無党派さん
08/08/01 07:13:49 9xeTvWVj
>>191
併用制は議席的に比例扱いの方がいいんじゃないか?

198:無党派さん
08/08/01 14:54:02 tJdp6JR1
>>175
世襲禁止は分かりやすいんだけど日本のような
当選回数主義を考えると地盤を引き継ぐ効果しかないのよね。
もちろん初当選の年齢考えると有利ではあるけど。

問題は被選挙人に流動性がないことで
選挙公営の徹底(政治資金の規正)や政党の公営(政党助成金の増額)で
後援会システムよりも党支部─党中央の方が強くなれば流動性は増すでしょう。
加えて政党の教育制度の改善、具体的には党役員で実力者になるのではなく
議員をどんどん内閣・政府に入れていくことだね。
ある程度地域ボスが残るのは仕方ない、縁故規制はフィリピンぐらい汚職が
ミウチをまきこんだ凄いものでないと導入しにくい。

>>182
このスレのネタというより格差スレのネタだけどどうなるんでしょうな。

199:無党派さん
08/08/01 19:29:07 XgMRdzBJ
>>198
再来年の国勢調査後に改定されるはずだけど、その時に「また2倍を超えてしまいました」という言い訳が
通用するかどうかだね。
2001年の改定時には、委員から「基礎配分を廃止しなければ、格差解消は難しい」という声も挙がっていたし。

あと、来年の総選挙で与党が3分の2を維持出来なかった時には民主との妥協で「基礎配分廃止→即時改定」になるかも。
選挙は何時あるか分からないから、2011年まで作業を引き延ばすことは有り得ないかと。

200:無党派さん
08/08/02 13:55:12 UFLLKkAj
>>199
周知期間で解散権縛られたらたまらんからなあ。
2011年まで引き延ばすのはよくないね、最高裁基準に反しているんだし。
民主が主導権とると比例削減で選挙区定員増にならんかなあ。

201:無党派さん
08/08/02 23:59:21 MUB3FPmY
周知期間て、半年くらいだっけ?

202:無党派さん
08/08/03 11:18:22 MEi4btsz
>>201
特段の規定はないはずだけど
有名な「死んだふり解散」のときの公選法改正附則は

>この法律は、公布の日から起算して三十日に当たる日以後初めて公示される総選挙から施行する。

となっている。これは最高裁判決を受けての定数是正が目的だったから解散権縛りも止むを得ないか。
小選挙区比例代表並立制が導入されたときの附則は

>公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律(平成六年法律第百四号)の公布の日から
>起算して一月を経過した日から施行する。

で、これは制度をかえたものだから施行日前の解散を否定しなかった。
衆院の定数是正だとまあ一ヶ月くらいかなあ。

203:無党派さん
08/08/03 16:52:16 T745a3ye
2009年中にとりあえず15増15減の改正やって、その後2011年春に再改正ってのも有りなんだね。
15増15減時は2000年の国勢調査データが使われるはずだけど、それは2010年の国勢調査が終わったら無意味だから。

204:無党派さん
08/08/04 11:29:57 1VYCE7yT
都会増やしても雨後の竹の子のような
使えない議員しか増えない

全体を減らすのなら田舎も減らしていいが
都会増やして田舎減らすのはやめとけ

205:無党派さん
08/08/04 12:57:13 FGytyi9C
一票の格差はただの「原理」なのだから田舎の人口が増えない限りどうにもならない。

206:無党派さん
08/08/04 18:20:13 ZvzEOqc4
出来れば、5年置きに改定してもらいたいくらいだ。
2増2減とか3増3減でいいからさ。
当たり前のようにやるってのが肝心。

207:無党派さん
08/08/04 21:29:17 8/OOqbFo
やっぱり議員一票の重みを変えてみたらどうかな?
急で人材不足な政党の議席圧縮とかもその応用で出来そうな気がする。

208:無党派さん
08/08/04 23:42:33 982fzObr
★おまいらの新選挙制度改革案を示せ★
スレリンク(giin板)

209:無党派さん
08/08/05 03:51:47 55sWZvQT



カス議員を減らすために、衆参合わせて今の3分の1でいい

それくらいしかまともな議員いない




210:無党派さん
08/08/05 09:10:44 HNq0+SMS
議員の一票の価値を変えると、委員会審議が面倒くさい。

211:無党派さん
08/08/05 09:22:29 erwf7u8l
>>209うまいことカス議員が落ちやすくなる選挙制度を考えないといけない
国替えつきの小選挙区か、中選挙区無制限連記式・比例の場合は非拘束名簿で
党の足をひっぱる不良議員が党内事情で当選してこないように、工夫する必要がある

実際のところ、比例を使っていいのは公明か共産のように、党内規律が厳しく
イレギュラーな議員を自ら追放できる団体に限られる
自民のように、不良がかった問題議員であっても集票力を認められて
党内で力を持ち続け、追放されないような体制だと、
比例を使っていくことには賛成できない





212:無党派さん
08/08/05 13:49:55 WHV5Q7Xf
小選挙区10増、比例10減ぐらいにしないと、1票の格差は解消出来ない

中国・四国ブロックは統合でいいよ


213:無党派さん
08/08/05 16:36:33 uFkULmZ+
>>211
209はマルチコピペだが、まあそれはいいとして。

いわゆる「カス議員」の問題だが議会制度からアプローチできないだろうか。
公明党や共産党など組織政党は政党内で議員候補を「教育」できるが
ほかの政党は議会内で「教育」するほかないだろう。
具体的には
○与党 議員を大量に政府に放り込む。政策決定の責任の一を早くから担わせる。
    まあ議院内閣制をあるべき姿にしよう、と。
○野党 クエスチョン・タイムを有意義に使うようする。あれは党首討論なんていう
    セレモニーではなく「誰でも首相に質問できる」議事日程。そこで若い議員が
    よいパフォーマンスをすれば党幹部の注目を得、閣僚候補になる。

ウェストミンスターモデルの模倣なんだが当選した議員を政党だけでなく
議会・政府も教育しないと「まともな議員」の再生産ができないだろう。

214:無党派さん
08/08/05 17:59:35 DVU6ndkg
役職を試験制にするとか?

215:第3のregime
08/08/05 21:43:19 X5JEWAmJ
優秀な人材を集めたければ
・最初から少数精鋭のみにする
・大量採用、どんどん選抜
という2種類があると思う。
前者は入り口が狭いパターンだな。
後者はメガバンクの採用なんかがそんな感じか。

議員を減らしてどうのというのは、前者の論理だと思うけど、
それだと入り口でよっぽど厳しく選抜しないとダメなんだよね。
議員の質アップをその方法でやりたいなら、選挙制度を抜本的に改革するぐらいでないと、
うまく行かないんじゃないの?

そして>>213さんのなんかは、後者の理論だよね。
議員になってから、どんどん役職や活躍の場が与えられ、そこで選抜されると。
こちらは、普通に選挙をやって大丈夫だな。

216:無党派さん
08/08/05 22:09:52 GbcZkh/0
議員一人当たりの有権者が少ない国(国会議員が人口の割にかなりいる国)って、
基本的に上院の権限がかなり小さかったり上院の規模自体が小さかったりする。
イギリスやドイツやフランスやカナダなんかそんな感じ。
でもって一院制の国はもっと議員一人当たりの人口は少なめ。
スウェーデンなんかでは2万5000人に一人ぐらいだし。

そこにいくと日本やアメリカはまたちょっと独特だな。

217:無党派さん
08/08/05 22:23:56 GbcZkh/0
アメリカ
下院:70.0万人に1名、上院:300.0万人に1名
イギリス
下院:*9.0万人に1名、上院:**8.5万人に1名
フランス
下院:11.0万人に1名、上院:*20.0万人に1名
ドイツ
下院:13.5万人に1名、上院:120.0万人に1名(議決権)
カナダ
国会:11.0万人に1名、上院:*31.5万人に1名
オーストラリア
国会:14.0万人に1名、上院:*27.5万人に1名
オランダ
下院:11.0万人に1名、上院:*22.0万人に1名
スウェーデン
国会:*2.5万人に1名
デンマーク
国会:*3.0万人に1名
日本
衆院:26.5万人に1名、参院:*53.0万人に1名

218:無党派さん
08/08/06 12:06:39 eVy84P1I
>>215
選挙制度で賢人を選抜するのは難しいと思うのだわ。
だから一般人を才人に教育する方が良いのではないかと思って。
採用?してダメな議員は党が公認しなければいい。
地方の政治ボスは残るが議員定数を減らすよりは安全かと考える。

>>216
米国は州主権が強いから州議会(ほぼ両院制)の規模が大きいことを
考えるとバランスはとれているのかも。
日本は逆に基礎自治体が権限のわりに議員定数が多すぎるかもね。

219:無党派さん
08/08/07 08:13:46 0Fc2IaO7
「代表」に質の高さを求める究極の方法を考えていくと自動的に大統領制になるような気がする

小団体の利益代表にならずに、全体の利益を考えることができる人を全体の信任率が高い人と定義する場合

→一人を選ぶ選挙にする
→無制限連記式で重複信任を可能とする(9割信任が実現する可能性がある)
 あるいはフランスのような決選投票方式で50%以上の信任率を担保する

→立候補者が多すぎると、投票コストが高くなりすぎるので制限する一方
 候補者が少なすぎると選択の余地がなくなるので、候補者の定数をとりあえず5人~10人とする

→候補者を選ぶための予備選挙は、日本を10分割した小選挙区ブロックで可能な限り有権者人数を均等にして、一人ずつ代表を選出する


220:無党派さん
08/08/07 13:33:13 4d58FqpW
>>219
その場合の議会の位置づけはどうなる?
廃止するの?

221:無党派さん
08/08/07 19:28:29 0Fc2IaO7
なんでだw
議会は議会でいるだろ

222:無党派さん
08/08/07 20:29:21 4d58FqpW
>>220
どうして?
首長の政策を追認するだけなら不要だし、首長と対立して政治が停滞するなら有害なだけだろう。

223:無党派さん
08/08/07 21:28:53 /77wkeZl
よし、天皇親政、議会廃止ね。

224:無党派さん
08/08/07 21:56:38 /77wkeZl
>>218
藩の名残りでもあったのかなあ?
っていうか逆によく中央を強くできたなって気さえするな。

225:無党派さん
08/08/07 22:05:38 4d58FqpW
>>223
いや、首長選挙か議会選挙か、2つやるのは有害無益だが、どちらか一つはやらなきゃ駄目だろう。

>>224
幕末にはいくつかの雄藩以外ほぼ全ての藩が破産状態だったから、廃藩置県にはほとんど抵抗がなかったらしい。

226:無党派さん
08/08/08 08:30:31 K2niN6kV
>>222>>221あてだよな?

>首長の政策を追認するだけなら不要だし、

逆だよ
議会は立法権者であり、市民のかわりに様々な議論を出し合いながら
行政の方向性を定める意思形成過程を合議的に担うものだから絶対に必要だ
合議こそ民主主義であり、合議をしない民主主義など存在しない

行政の長にも立法の提案権はあるが、基本的には政策を解釈運用する立場にすぎない

227:無党派さん
08/08/08 19:43:21 oKjPgy1m
>>222
民主主義の立場では一人の「国民の多数の意思」の信任を得た
個人が独裁権をもつことは問題ない(任期中の解任措置が必要だが)。
しかし自由主義の立場では権限が一人あるいは一つの組織に属することは
きわめて危険である。

旧憲法の法律に変わる緊急勅令は議会の事後承認を要したし
法律に匹敵する命令を出せる仏大統領にも授権の制限の規定がある。
少数者に対しても侵すべからず人権を制約し得るのは統治者ではなく
国民代表機関という考えからだろう。


>首長の政策を追認するだけなら不要だし、首長と対立して政治が停滞するなら有害なだけだろう。
二院制批判の「下院の決定を追認するだけなら上院は不要であり
下院の決定に反対するなら上院は有害である」と似ているなあ。
民主主義だけでなく自由主義の保障という視点を欠いている。
公開された政治が停滞することは悪いことばかりではない。

228:無党派さん
08/08/09 00:20:01 qa2iw2Zd
あと民主主義は前提として自由主義精神も兼ね備えた人物を
国民が選挙できるとして、かかる独裁官が果たしてすべてにおいて
有能であるかははなはだ疑問。
スペインのフランコ総統は経済がまったく分からず腹心に委ねていたが
(というよりフランコは知的レベルでは平凡な独裁者)彼のように
主体的に内戦を勝ち抜いて独裁者になった人物ならともかく
選挙で担がれてブレーンは別、となると民主主義の要請(手続きの透明性)から考えると
枢密院や諮問議会がどうしても必要となるだろうなあ。

その諮問議会に公的な地位を認めれば中世身分制議会のようなものになって
歴史が繰り返すだけになりそうだ。

結論
民主的な独裁官の存在そのものは近代憲法の原理を侵すものではないが
彼の統治に何らの民主的制約を加える(人事承認権、条約承認権、予算承認権、弾劾発議権など)
議会(この場合、議員の身分は独裁官から独立して強く保障される)のようなものがものがなければ
自由主義のコントロールができない、全体国家となり得る可能性が高い。

229:無党派さん
08/08/09 00:41:38 Lv9d2U9H
>>226
だって、現在国会で合議なんてしてないじゃない。。
組閣をした時点で与野党に分かれるから、それ以降は議会では儀式してるだけで実質与党内協議で結論は決まる。
むしろ議場外での世論形成が合議過程になっていて、首長選挙も世論を反映しているのだから合議原則に外れてはいない。
別に議会を批判するつもりはなくて、議会以外で豊かな言論が可能になった以上、議会制度は歴史的役割を終えたということ。

>>227
ここでいう「民主主義」というのは多数決の尊重のことで、「自由主義」というのは自由権の尊重ということ?
普通民主主義といった場合両者は不可欠なのだが。
たとえ議会がなくても、憲法上保障されていれば政府を批判する言論を封殺することはできないのだから、議会が自由権の保障に不可欠とは言えない。
言論を国政に反映させるチャンネルが議員以外にない時代ならともかく、マスコミは既に政党以上の影響力を持っているし、新風のように議席をもたない政党を介しても言論を大衆に訴えることは出来る。極微的にはブログで個人が直接国論を語ることも出来るようになっている。
民主主義における個人と国政との媒体が議員という形でしかありえないというのは狭量に過ぎるだろう。

>しかし自由主義の立場では権限が一人あるいは一つの組織に属することはきわめて危険である。
イギリスは大抵の場合単独与党だが、あれも民主主義及び自由主義の結論の一つだろう。議会は合議の場ではなく、国民に対して「もう一つの選択肢」を示す場でしかない。そしてそれは議会でなくては不可能というわけではない。

>公開された政治が停滞することは悪いことばかりではない。
停滞に見合うメリットがあるとして、それが代替不可能なものかどうかは検証する余地がある。
停滞というコストを払わなくてもその果実を得られるなら、わざわざ困難な道を歩く必要はないだろう。

230:無党派さん
08/08/09 00:47:38 Lv9d2U9H
>>228
高度情報化社会においては、民主的制約は議会以外でも可能ということ。
というより、高度情報化社会では議会は民主的制約として機能しない。別の機構が必要になる。

231:無党派さん
08/08/09 02:44:20 qa2iw2Zd
>>229
民主主義と自由主義は近代憲法の要請。
民主主義の定義は多数決で良いが自由主義は不可侵の人権保障。
まあ社会権はともかく市民的自由権の保障が民主主義だけで実現可能か、ということ。
民主主義だけでは憲法上の保障を満たしてくれない、
独裁官の立法権が恣意的に行使されたらどうする?
独裁官は立法によって自由の封殺も可能であるからその危険を阻止するためには
自由主義の保障を担保する何らかの制度が必要。
故に、仮に独裁官が認められても自由主義の立場から彼に全てを授権するのは
危険だと考えるのだが。

>民主主義における個人と国政との媒体が議員という形でしかありえないというのは狭量に過ぎる
憲法において議会での言動の自由が認められるのが議員しかないのだから。
かかる身分保障を全国民に与えるのは人権の濫用になりかねない。

>イギリスは大抵の場合単独与党だが、あれも民主主義及び自由主義の結論の一つだろう
議会制度を採る以上、そして公開の議事が行われている以上、野党による
行政への審査が可能。国民の選挙の判断材料が議会という公開の場で議員という専門家に
為されているメリットは高度情報化時代でも変わりない。

>停滞に見合うメリット
法律というものは憲法上の権利を抑制、義務を付加するものが多い。
停滞に見合うメリットとしてはかかる基本権の抑制に対する周知の機会があることかと。


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