08/07/18 20:09:41 GqKCXI2W
あれは今日のうだるような暑い日のことだった。
俺は知人の紹介である人に面談することになった。
正直俺自身は、今まで経験したこともなかった世界に
飛び込んでいくことの怖さのようなものを感じていた。
ある人の事務所は、横浜市内のとある駅から徒歩15分
位のところにあった。もちろんなんてことのない距離だが
炎天下で15分間歩くと、やはり汗が出てくる。俺は
途中のコンビニでジュースを買おうと立ち寄った。
コンビニ店内に入りエアコンの風を浴びると、いくぶん
汗も収まったが、喉は渇きっぱなしだ。こんなときは
お茶系の飲み物がいいな、なんて思いながら奥のドリンク
コーナーに歩いていく途中に、隣で急に立ち上がった
男性とぶつかってしまった。
「すみません」双方がほぼ同時に誤った時に、男性の
カゴが斜めになり、中の商品が床に落ちてしまった。
俺は男性と一緒に商品をカゴの中に戻すのを手伝ったが
ある商品を見て怪訝に思った。それは有名メーカーの
納豆だった。