09/01/28 00:44:26 OP4zUJW5
西之表市長選挙は背景が分かりにくいので説明すると、
構図は自民・民主推薦、公明支持の相乗りの保守系現職に無所属無党派の
佐藤が挑むというもの。
種子島の隣に西之表市に属する馬毛島という事実上の無人島(住民登録者
はいる)があり、今は馬毛島開発という企業がほぼ全島を所有している。
この馬毛島開発の社長が2007年末頃から米軍NLP施設の馬毛島誘致構想
を打ち出し、これに対して市側は市長・市議(ほとんど自民党系)一致して反対。
社長は馬毛島を市から分離独立させて枕崎などに編入するか、新たな自治体
を設立してでも誘致すると強硬姿勢を取り続け、この揉め事が今回の市長選挙
に持ち込まれた。
このため前回今の市長と接戦を演じて惜敗した共産党系が今回は候補者擁立
をやめ、別の革新系候補も立候補を取り下げ、両者とも間接的に現職支持に回
った。
市内には長年にわたって島への企業誘致に尽くしたとして社長を支持する人々も
おり、その中の佐藤の知人が佐藤の擁立に動いた。
佐藤は米軍NLP施設について態度を表明していないが、当選した場合誘致ある
いは馬毛島分離を認めるのではないかと噂されている。
馬毛島については入会権などの関係で屋久島にも関係者がおり、混乱が大きく
なる可能性もある。
参考
URLリンク(373news.com)