08/11/14 01:58:14 0TS/yCVQ
キチガイ連呼の奥さんより、甘ッ戸のほうがインテリだな。
国制について
それ故に、共通の利益を目指す国制こそが正しい国制であり、
支配者の利益だけを目指すような国制は
そこから逸脱したものだといわれる(3-6)。
この正しい国制は、「善く生きるため」にあり、
それは「幸福に生きる」ことと即座に言い換えられる(3-9)。
そしてその目的のために立てられる支配者が誰であるかによって、
国制が定まるのである。
国制には、基本的に3種類あり、王制、貴族制、
「国制」と呼ばれる。その逸脱形態としてそれぞれに対応して
僭主制、寡頭制、民主制がある(3-7)。「
国制」と呼ばれているものは、「国制の中の国制」といった意味で
あろう
(逸脱形態と本来の形態との差異についての詳細は
本論考と関係ないので割愛した)。
ここでアリストテレスは貴族制の特徴を徳、寡頭制の特徴を富、民主制の特徴を自由と見なす(4-8。特に民主制のことについては6-2)。そして彼自身は「中庸」を重んじることから貴族制に軍配を揚げるのである(4-11)。
最善の国制がもっとも望ましい生活の探求に始まるという彼のテーゼは、それゆえにその根本に徳の概念が敷かれていることが確認される(7-1)。