07/11/04 02:07:20 +3qq3fBD
ちょいと赤旗と中央委員会の記事を確認してきたが
共産党が経済制裁に反対する理由は
「6カ国協議の国際同意に反する」ってとこなんだよな。
まあその論拠が「平和的解決のプロセスの中で、『状況を悪化させる行動をとらない』」なんで
そこはちと弱いかなあ、と思わなくはない。
更に「北朝鮮問題の解決は、あくまで外交的・平和的手段によるべきであって、戦争につながる
あらゆる動きを許さないことが重要である」というのは「反戦・九条」の共産党らしいが論点がずれてる。
まあ共産党の名誉のために述べておくと
・拉致問題は日本国民の人権と安全を脅かした国際的な犯罪行為として許すことのできないもの
真相の全面的解明、拉致の責任者の厳重な処罰、被害者への謝罪と補償を要求
・北朝鮮はビルマ・ラングーンでの爆破事件、大韓航空機事件など国際的な無法行為を繰り返しおり
拉致問題もこういった国際的な無法行為(党関係は80年代以降断絶状態)
としているな。
もっとも不破議長(当時)が朝鮮総連のレセプションに出席しているが…
まあ結局、経済制裁に関わらず日朝関係は膠着し続けているものの
米朝関係の進展や非核化への流れを見れば制裁が国内的メッセージ以外に効果があったかは
ちょっと疑問があるなあ。