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それこそ、一方的な見方ではないか。
そもそも、橋本政権は薄っ平らいマスコミの論調では、
大失政のように扱われているが、彼らの目指したところは、
行財政の一体的な大改革であって、小泉内閣のような、
アメリカの年次改革要望書を実行するだけの、日本国民
にとっては反ってマイナスになる、付け焼刃の改革など
ではなかった。
橋本内閣も梶山官房長官のときには、官邸が中心となって、
各省庁の省益にまで切り込んでコントロールできていたが、
梶山が退き村岡に代わると、役所からの反撃が始まり、
改革が一気に失速してしまったのは、残念なことであった。
この間のことは、江田憲司のホームページなどを読むと
よく分かる。
しかしながら、彼らがやろうとしていたことは、小泉内閣のように
最初から国民を欺くだけの小手先の偽物改革ではなく、
橋本氏が中曽根内閣頃よりライフワークとして取り組んできた、
真に国民のための改革であった。
そして、その思想は、麻布の仲間である、福田、与謝野、谷垣、
さらには、中川昭一、平沼、丹羽にまで共有されているといってよい。
全員、竹中路線とは一線を画している。