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2007年9月25日(火曜日)「しんぶん赤旗」大阪版13面
引き続き公約実現へ 枚方市長選で健闘した野田氏
23日投開票された枚方市長選で「清潔で民主的な革新枚方市政をつくる会」(「清潔・民主の会」)の野田たかはるさんは27,081票(得票率25.94%)を得て、健闘しました。
市長選は、市の清掃工場建設をめぐる談合・汚職事件で市長が逮捕・辞職したことにより行われました。
24日朝、「会」事務所で開かれた報告集会には約80人が参加しました。猛暑のなかで奮闘した野田さんの労をねぎらい、今後も市民の願いの実現へともに力をあわせて奮闘する決意を新たにしあいました。
野田さんは、元気でたたかいぬけたことをのべ、「前市政からの転換を訴えた2人の候補の得票が過半数を超えたことは大きな意味がある」と強調。
「市民の暮らしが大変になっています。引き続き談合事件の追及や市民の要求、かかげた公約を実現していくために粘り強く奮闘していきたい」と決意を表明し、大きな拍手が送られました。
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「清潔・民主の会」と「明るい府市政をつくる枚方連絡会」は24日、市長選の結果について声明を発表しました。
声明は、「『会』と野田候補の政策・訴えが多くの市民の心をとらえた」とし、そのことは、「投票率が大幅に下がるなかで4月の市長選から得票を1.7倍にしたことにあらわれている」と強調しています。
「オール与党」陣営が推薦し、当選した竹内脩氏は、4月に行われた市長選での前市長の得票から半減させ、過半数を得られなかったとし、「市民の厳しい批判が下された」と指摘。多くの市民が棄権したことも前市政への批判のあらわれだとしています。
「選挙選でかかげた公約を実現し、清潔・公正、暮らし・福祉最優先の市政への転換をめざし、市民との共同を広げていく」と決意を述べています。
《以上、紙面から書き起こし。漢数字をアラビア数字に改めた以外は原文どおり》