07/07/03 18:05:52 MCrIwR63
「なんで引き受けたんだろう」
日立製作所・古川一夫社長の行動に疑問の声しきりだ。
古川氏は、参院選東京選挙区に自民党公認で出馬する元テレ朝アナウンサー丸川珠代の
後援会長に就任したのだ。先週行われた事務所開きで正式に挨拶もした。
丸川事務所は、「もともと面識があった。保守候補なので企業・団体の応援体制が必要
と考え、シンボルになる方にお願いした」と経緯を話す。日立の広報は、「あくまでも古川
個人の立場で引き受けた。丸川さんの政治姿勢に共感した」と説明するが……。
「経済団体みんなで応援するというならまだしも一企業のトップがというのは驚き。当選後
なら分かるが、普通、選挙の単独支援はやらない。特に一般消費者を相手にするメーカーは、
変な色が付くのはマイナスですから」(経済ジャーナリスト)
風当たりが強いのは、他にも原因がある。26日の株主総会で、古川社長は自らの夏の賞与
をゼロにすると表明した。社長が経営責任を明確にしなければならないほど最近の日立は
業績不振。「電機業界のお荷物」(前出の経済ジャーナリスト)と揶揄(やゆ)されるほど
の状況なのに、後援会長なんてやっている場合か、というわけである。
(中略)
揚げ句の果てには、「日立は官公庁の仕事に強い。あの社保庁のシステムの開発に携わった
一社でもある。他の企業が嫌がる役目を引き受ければ自民党に恩を売れる」(永田町関係者)
という見方まで出る始末。
最近出来上がったばかりの丸川のビラが企業に届いたが、多くは選挙に巻き込まれることに
“迷惑顔”だとか。それなのに古川氏は何を考えているんだか。
■ソース(Yahoo!・日刊ゲンダイ)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)