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■黒川氏、石原氏に絶交された！40年来の仲も「友人と思わない」
４月の東京都知事選に立候補予定の建築家の黒川紀章氏（７２）が17日、
中野区で行われた15日の公開討論会終了後、石原慎太郎都知事（７４）に
「友達ではない」と宣告されたことを明かした。
“親友”の２人は17日午前から、他の有力候補２人とともに在京キー局の情報番組に仲良く出演。
しかし同日夕、黒川氏は絶交宣言について「頭がどうかしている」などと不満をもらした。
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17日も早朝からテレビ番組に出演したり、建築関係の講演会を行うなど大忙しの黒川氏。
この日、サンケイスポーツの取材で石原氏の感想を求められると、
15日の公開討論会後の楽屋話を披露した。
黒川氏は楽屋で「久しぶりだね」とあいさつすると、
石原氏は「私はあなたを友人とは思っていないから」と一言。
さらに「マニフェスト、くれますか」と石原氏に尋ねると、
「そんなものはないよ」と一蹴（いっしゅう）されたという。
黒川氏によると「石原氏とは40年来の友人」。石原氏が昭和50年の都知事選に出馬した際、
自分の設計事務所の一部を石原氏の事務所として貸していた。
突然の絶交宣言に、黒川氏は「頭がどうかしている、ボケたのかな…」と不満げな表情。
続けて石原氏が討論会に45分遅刻したことに触れ
「遅刻しておいて、楽屋に戻っても(立候補予定者に)『申し訳ございません』もなく、そそくさと帰った」とエンジン点火。
「謝れないなんて、人間的にもおかしい。
公務だかなんだか知らないが、遅刻自体が都民をバカにしている」などと批判。
黒川氏も石原氏に、絶交宣言を突きつけた格好だ。<略>
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