07/07/13 06:07:35 MxMrOxJY
ほら
【安倍政権考】民主党と大きく違う政策 阿比留瑠比(一部抜粋)
民主党の「2007参院選政策リスト300」をめくると、与党内でも是非をめぐり
議論があったが、現在は安倍氏が「非」として押さえ込んでいる政策が目につく。
まず、民主党が結党時の「基本政策」とした「永住外国人の地方選挙権」だ。
これは公明党の冬柴鉄三国土交通相も熱心な推進派だが、安倍氏はそれ
に応じる気は全くない。
また、リストは「戦後処理問題」の項目の中で、「旧日本軍による『慰安婦』問題
の解決を図るための『戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法案』
を国会に提出した」と誇らしげに書いている。「靖国問題・国立追悼施設の建立」
という項目もあるが、安倍氏はこれに一貫して反対してきた。
「選択的夫婦別姓の導入」や「人権侵害救済機関の創設」といった政策も、安倍
氏が官房副長官時代から、陰に日向に慎重論を唱え、党内の保守派と連携して
つぶしてきた問題だ。
さらに、リストの「教科書検定および採択について」には、「教科書採択にあたって
意見とはこの場合、民主党の支持母体である日教組の意向につながる。これも、
教職員組合や左翼活動家による教科書検定への介入を排除する活動を行ってき
た安倍氏と、180度方向が異なる。
沖縄で「地域主権のパイロットケースとして『一国二制度』を推進」する政策もそうだ。
石油ガス田開発に関連し、この地域での影響力強化を図っている中国の動向をみる
と、これも到底受け入れられない。
ふだんメディアで大きく取り上げられる年金や不祥事以外にも、参院選には、日本の
将来を考える上で忘れてはならない重要な争点がある。(政治部)
URLリンク(www.iza.ne.jp)