10/06/17 21:17:50 zSW/wO4l0
>陽之助さん
>>123
>日英同盟は、19世紀のイギリスのグレートゲーム戦略(20世紀の冷戦みたいなもの)の
>中から、極東のゲームのコマの一つとして日本が利用された。
日本としても、ロシアという大国と戦う上でイギリスを利用していた。
これは日露戦争を見ても解るw
>つまり、日英同盟締結と廃棄の両方が、アングロサクソンの意志による。
一方で日本側も戦前の日米同盟と表現するべき満州鉄道共同開発案を蹴った。
日本もまたアングロサクソンとの同盟関係を廃棄したのである。
>日本がアングロサクソンと同盟したから成功したのではない。
>アングロサクソンの戦略上、ある段階は日本のプラス、ある段階はマイナスになる。
満州鉄道共同開発案を蹴った・・・アングロサクソンとの決別以後こそマイナスと言えるだろう。
>大きな歴史の中で日本を見ないと、誤りを犯す。
だとしたら偏った歴史観の持ち主である陽之助さんは誤りを犯している。
と言う訳で日中同盟は大きな間違いであるw
>>123
>といった時代遅れのイデオロギーに過ぎない。
一方で日中同盟がイデオロギーの産物であるのも明らかである。
1.日中の経済関係が強化されているから、では理由にならない。
何せ日米同盟の状態で経済関係が強化されたのだから変更する必要は無いのである。
2.日本が攻撃型の兵器を持てる・研究できる・・・という軍事的な理由も間違いである。
そもそもの予算が無く、研究も調達も難しいのが現状だ。
>>124
>アメリカはスプートニクショックその他で「ミサイルギャップ」論を持ち出し、
>戦後の動員解除(国防費大削減)の方針を、完全に方向転換させた。
この話は以前にもしているが、陽之助さんは記憶力に問題をお持ちだろうか?
元々、共産主義陣営が脅威でない・・・とアメリカが考えていた事実を無視している。
共産主義陣営の危険性は、朝鮮戦争によって初めて理解された。
(米軍は動員解除状態でこの戦争に参加した。)
また、これによって核兵器の配備による軍事費削減と言う幻想が打ち砕かれたのである。
ソ連側がアメリカを威嚇・恫喝しなければ、方向転換は起きなかったであろう、と予測する。
>だが、そのネタを公表せず、ペンタゴン報告では常に「ソ連の脅威」が叫ばれ、
>次々を新しい兵器システムが開発され、膨大な予算がつぎ込まれていった。
当時の米国が本当に優位性を確保していた・・・と感じていたかは怪しい、と言っている。
明確な反論無くして主張を繰り返すのは止めるべきだろう。
>一方で海外の基地(ドイツ、トルコ、イギリス、スペイン、日本など)を
>確保しておく理由にも「ソ連の脅威」を使用した。
実際にソ連は脅威だと感じられていた。
ソ連と直接対峙できる国力を持つのは米国のみで、それ以外の国がソ連と対峙すれば敗北しただろう。
軍事的な敗北を回避する為に親ソ的な政策を止む無く実行する事もあっただろう。