日中同盟で、反アングロ・サクソン ★22at DIPLOMACY
日中同盟で、反アングロ・サクソン ★22 - 暇つぶし2ch653:陽之介
10/01/14 14:25:49 Z6MWSD6/0
>>648 :モーモー提督さん
全体に的確な指摘で、意見は食い違う面もあるが、冷静な筆致は参考になる。

「覇権主義」
多くの国が「拡大意欲」をもっているのは事実だ。
それが他国への侵略や軍事力による攻撃でない限り、正当なものである。
日本の経済成長や輸出を「覇権」と非難する国もあるが、単なる難癖にすぎない。

事実を見るなら、インディアン以外にも米国合衆国のハワイ併合やフィリピン植民地化などは、
明白に他民族や他国の軍事力による選挙で、典型的な覇権主義。
もちろん、イラク戦の正統性の欠如と非人道性はいうまでもない。

中国の「覇権」云々を言う場合、これらを同列に比較しなくて、意味がないと思う。

「右翼のように中国大嫌い」
「本当の右翼」は、中国嫌いではない。
幕末明治期以来の「正統」の右翼は、欧米の植民地化を排し、日本民族の独立と自由を確立するのが主義主張の根幹である。
そのために、朝鮮、中国の近代化を希望し、アジアが一丸となって欧米列強に対抗する。
朝鮮半島の植民地化や、日露戦争の根本も、このようなナショナリズムがあった。
右翼の源流である玄洋社、黒龍会などは、中国革命の同士を連係していた。

戦後の在日朝鮮人が主体のウヨクは、日本人の愛国主義とは別物である。

「民主化」
これに関しては、モーモー提督さんとは意見が異なる。
中国のような巨大で多用な国家で議会制民主主義を採用した場合、対外的な強硬路線を採ることが多い。
まとまりの付かない内部を、外に敵を作って国民の気をそらすやり方である。
また、市民社会が未成熟な国で選挙をやると、混乱が起こりやすい。
アフガニスタン、イラクは言うまでもないが、トルコやアルジェリアなどのように、
それまで押さえられていた原理主義が台頭し、社会の混乱をもたらす。

日本の国益を考えるなら、中国は中共党独裁政権が一番望ましい。

「シーレーン」
現在に本の最大の「シーレン」は、中国・東南アジア、中東、米国である。
そのためには外交と通商で各国と協調するのが最も効率的だ。
従って「東アジア共同体」が必要である。
「シーレーン」のような安全保障で軍事力を最初に使うのは下策である。



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