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【ノンフィクションと教養】封印された髙橋洋一証言(4)
弱みの握り方
『外務省ハレンチ物語』に書いた国会議員に対するアテンドについて筆者が説明し、外務官僚が
どれほど「怖いこと」に手を染めているかを話題にしたときのことだ。髙橋氏が、ちょっと驚きの証言
をした。「実は私にもその種の経験がある」と語ったのだ。その経験とは、海外での「アテンド」。
外務省の職員は政治家や他省庁の幹部などを、海外で接遇する機会が多い。そしてそれは、
弱みを握る大いなるチャンスなのである。
佐藤 そのアテンドがくせもので、いかがわしい場所に連れて行ったりする。それで翌日、
「先生、昨夜はハッスルされましたねえ」と意味ありげに微笑むわけです。政治家や他省庁の連中
をどこに連れて行ったかという、A4判の便宜供与報告書があって、大臣官房総務課がそれを
一括管理してます。もちろん財務省の役人のもありますよ。
髙橋 そうやって情報を「握る」わけね。実は、私も似たような仕事をしていた時期がある。審議会の
委員をしている学者やメディアの記者を海外に連れて行くと、たいていハメを外して、弱みを握れる
んですよ。
佐藤 こんな話もあります。あるロシアスクールの先輩が記者と一緒に韓国に行ったとき、女性が
ニワトリの卵を産むショーをやっている、かなりいかがわしいクラブに案内した。そこでみんなで
記念撮影をする。先輩曰く、「その写真が役に立つ」と。写真を撮られたことが、記者にとっては
弱みになるわけです。やはり外務省はまともな組織じゃないですよね。
髙橋 外務省は特におカネが使える役所だからね。
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