07/11/07 21:02:53 izBoCvso0
以前、私は
携帯電話の新規加入申込希望者のデータ照会を担当する仕事に就いていた時期があった。
その時、会社の定めたルールを通読して、疑問に感じたのが
「在日外国人にたいする個人認証の過程が、日本人にくらべてずっと甘い」 という事実であった。
昨今、アメリカ、イギリス等の先進国で
100人単位以上の人命が失われる、在留外国人、もしくは純血でない当事国国民(イギリスであればパキスタン系等)によるテロが
実際に頻発している。
ここで、頭を悩まさざるをえないのが
「人命を尊重するという観点に立てば、在留外国人や非純血国民にたいする生活上の規制は
純血国民にくらべて相対的に厳しくせざるを得ないのではないか?」 という疑念である。
自由と人権のアンビヴァレンスというのは、苔むして見えるほど古くから存在する相克である。
しかし、天秤にかけられる材料が、数百~数千人単位の人命という、きわめて重い物である場合、
私はこの右に大きくかたむいた天秤の通りに、社会を整形するべきではないのかという結論を持たざるをえない。
むろん、議論は自由である。
安全と人権の保全のために在留外国人等にたいする規制を強めるべきか、
人命が危険にさらされるリスクを見て見ぬふりをして往生際悪く自由を求め続けるのか、
それぞれの主張を戦わせていただきたい。