08/08/30 19:48:21 WvxFayTw0
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11. 歴史の闇(1942-1945)
第二次世界大戦は、長きにわたる日蘭関係において、一瞬の断絶をもたらした最初で唯一の出来事である。
天然資源の確保と大東亜共栄圏 の構想を実現するため、1942年1月10日、日本軍はインドネシアに侵入した。
当時オランダの植民地だったインドネシアは、石油や天然ゴム、胡椒、スパイスなど天然資源が たいへん豊富だった。
2ヶ月間にわたる戦闘の末、オランダ国軍は降伏した。そして4万人ものオランダ兵が捕虜として収容所に連行された。
それに引き続き、 インドネシアに住んでいたオランダ人の一般市民も強制労働キャンプに移送され、遠くは長崎や北九州の炭坑に連れられて行った。
日本軍のインドネシア占領が終戦と共に終わり、最終的にインドネシアは独立を果たした。
大戦後、オランダは植民地主義の列強から離脱 し、日本は1951年 まで米軍に占領された。
この間、過去に培ったはずの日蘭関係は覆され、大戦による傷跡は今でも二国間関係に影を落としている。
(引用終)