09/04/16 18:25:53 QWEhuUoS0
先週おきた、北カリフォルニアで起きた8才の少女誘拐は
強姦殺人という最悪の結果になってしまった。誰もが、どこのモンスターが
凶悪犯罪を行ったかに関心を向けた。ところが容疑者が逮捕され、あっさり自白すると、
人々は2度目のショックを受けなければならなかった。
犯人は少女が通っていた、日曜学校の女教師で、学友の母親だったのだ。
そういえば、日本でも同じような事件があった。
私が問題にしたいのは、マスコミの事件の扱い方だ。
一部のマスコミは、前科のある中年男性を犯人と決めつけ実名報道までしていたから、
呆れる。どこに行ってもやることは同じといったところか。
この女性容疑者の名は、メリッサ ハカベイというのだが、最初、マグショットといわれる、
拘置所で撮影された写真が出回った。それは、いかにも凶悪な人相だった。→1
ところが、今日になって、彼女が初めて法廷に姿を見せると、そのあまりの普通ぶりに
誰もが驚いた。→2 報道に依れば、彼女はさすがに精神的に参っているらしい。
そこで思い出すのが、光市母子殺害事件の犯人の姿の報道についてだ。
一部の報道機関によれば、少年は体重が100キロもある巨漢とされたが、
実際は華奢な体躯だったようだ。悪人=巨体のイメージは間違っている。
1 URLリンク(www.postchronicle.com)
2 URLリンク(news.yahoo.com)
写真のイメージだけで、偏見を植え付けようとするのは間違っている。