08/04/17 19:05:36 Qs9aubJp0
◆離職理由の意義
離職票に記載されている内容の中で大きな意味合いを占めているのが、離職の理由の欄です。
離職証明書でも具体的事情を記入する事が求められています。
これは、離職の理由が特定受給資格者(倒産・解雇等により再就職の準備をするための時間的
余裕が無く、離職を余儀なくされた受給資格者)に該当する場合は失業給付付(基本手当)の
所定給付日数が厚くなる場合があり、離職に正当な理由のない自己都合退職の場合には、給付
制限が課せられる事になるからです。
◆離職理由の判定
離職理由の判定は、事業主が主張する離職理由を離職証明書により把握した後、離職者が主張する
離職理由を「離職票-2」により把握する事によっています。
給付に差が付くだけに、両者の主張を把握するだけではなく、それぞれの主張を行った上で最終的に
公共職業安定所において慎重に判定されます。
自己都合退職=「自分から辞める」と言った場合。
解雇=会社が一方的に首を切ること、正当な理由がなければ解雇権の乱用となる。
労働基準監督署も『解雇』が証明できないと解雇手当を出すように言えない。