07/12/12 23:00:35 if+Nk8px0
内容:
飲酒死亡事故で不起訴不当議決
5年前、岡山市で当時19歳の女性が飲酒運転の車にはねられて死亡した事故をめぐり、岡山検察審査会は不起訴処分が不当だとする議決をした。
この事故をめぐっては岡山地方検察庁は3回にわたって不起訴とし、検察審査会が不起訴不当の議決を行うのも今回で3回目である
この事故は、平成14年12月、岡山市の市道で自転車に乗っていた中桐裕子さん(当時19)が、軽乗用車にはねられて死亡したものである。
警察は、酒を飲んで車を運転していた女子高校生(当時18)を業務上過失致死の疑いで書類送検したが、岡山地方検察庁は不起訴処分とした。
この処分について中桐さんの遺族は、捜査のやり直しを求めて岡山検察審査会に2回にわたって申し立てを行い、審査会は不起訴不当の議決をしたが、
検察は「酒気帯び運転が事故の決定的原因と認める証拠はない」などとしていずれも不起訴とし、中桐さんは先月3回目の申し立てを行っていた。
審査会はこの申立を受けて、改めて審査を行った結果、「酒気帯び運転が事故の予見や回避の可能性に大きく影響していたと認められる。
人の死という重大な結果が発生しているにもかかわらず不起訴は納得できない」などとして、12日検察の不起訴処分は不当だとする議決を行った。