07/10/20 05:52:35 YMuDsaek0
>>487
法律家の中にも死刑存続派は沢山いらっしゃいます。
そもそも死刑を求刑する検察官や判決を下す裁判官だって法律家なんですから。
弁護士だって、今では存置を求める方のほうが多いですよ。
ただ、廃止派は「機械やロボットのような感情を持っている」という考え方には全く賛同できません。
私は、死刑囚の生い立ちにもっと主眼を持ってもらいたいと思っています。
死刑囚となるような重大事件を引き起こした人間に、リッチで満足した生活を送ってきた人間が
果たしてどれだけいるでしょうか。
ほとんどは、貧困層の出身だったり酷い虐待を受けて育ったりした人間です。
それをもって、被害者の方が「幸せな生活を一瞬のうちに壊された」というような発言をされると、
それは社会的な構造に問題があるような気がします。
それを加害者に死刑と言う判決を下すことで解決していいのか、どうしてもそこに違和感を感じてしまうのです。
被害者の方にはそんなこと全く関係ないことですが、だからこそ第三者である裁判官が
刑を決定することになっているのです。
極端な話、殺人犯が金持ちで何の不自由も無い生活を送ってきたという人物であれば、
私は問題なく死刑を求めます。