07/11/09 23:37:27 vKYaalxf0
弁護士資格を持たずに多重債務者の債務整理を行っていたとして、大阪府警捜査4課と南署は8日、弁護士法違反(非弁活動)容疑で元弁護士、
福徳富男容疑者(69)=大阪市阿倍野区=と堺市堺区の金融会社「ダイエーリース」社長、黄源植容疑者(35)ら5人を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。
府警は、福徳容疑者が犯行当時、事務長と名乗っていた大阪市中央区の「森岡・照屋法律事務所」などを捜索。同事務所の弁護士が福徳容疑者に弁護士名義を貸し、
非弁活動を黙認していなかったか慎重に捜査を進める。
調べでは、黄容疑者は平成16年6~12月、多重債務者に自分の会社以外の債務を整理させて債権を回収するため、多重債務者3人に福徳容疑者を代理人として斡旋(あつせん)。
福徳容疑者は債務者が金を借りていた金融会社と減額交渉を行うなど、法律事務を行った疑い。
福徳容疑者は、同法律事務所で多重債務者からの依頼を受任。この際、「事務長」と書き加えた名刺を渡していた。調べに「弁護士の名前を利用して、
ダイエーリースの意向に沿った任意債務整理をした」と供述。3人から計75万円の報酬を受け取っていたという。
福徳容疑者は昭和43年に司法試験に合格し、弁護士登録。62年に窃盗事件の被告の父親から預かった被害者への弁済金を着服したとして、
大阪弁護士会から退会命令を受けて弁護士業務ができなくなり、その後、同法律事務所に事務職員として勤務していた。
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