08/06/11 01:11:27 SdZsD3iE0
知財高裁が特許権を尊重しているか?
そろそろ我慢の限界に達しそうだから、言いわせてもらおう。
なぜ、最近特許が無効になる件数が増加傾向にあるのか?
それは、特許庁が審査、審判段階で特許性ありと判断を下した物が、司法に
ゆだねられると無効とされるケースが多いからです。
およそ特許の侵害で訴えられた裁判の結果、特許を持っている物が勝つ確率は
10%ぐらいしかないのです。
訴えるからには勝利を確信して訴えるわけですし、訴えられた方も必死で戦う
わけですが、そうであれば50:50になりそうな物ですが、そうはならない。
それで、司法にゆだねられた場合に無効になる確率があまりにも高すぎるので、
しょうがなく、特許庁もがんがん無効にしなくてはならないというわけです。
ただでさえ日本では特許が成立しにくいので、わざわざ米国出願する現実が
あるのにもかかわらず、こういったさらに成立しにくくしている状態なのです。
はっきりいって犯人は知財高裁と東京地裁のような気がします。
皆さん特許庁をあまり責めない方がいいと思いますよ。
現在の知財高裁と東京地裁の判断ではノーベル賞も無効になるのではないか
という勢いで特許無効を連発していますから。
最新の特許庁の進歩性判断に対する進歩性検討会報告書を読むと
ますます特許が成立しにくくなっていることが明かです。
というふうに考えている昨今ですが、皆さんのご意見はいかが?
とりあえずは討論の切っ掛けとして一言入れてみました。