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・大阪府茨木市で平成16年、自殺の道連れにしようと乗用車で自転車を次々とはねて
2人を殺害、3人を負傷させたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた元新聞配達員の
男(25)に大阪地裁(西田真基裁判長)は28日、無罪(求刑無期懲役)の判決を言い渡した。
元新聞配達員は起訴事実を認める一方、「自殺の道連れにやったのではなく、悪魔に
命令された」と述べ、弁護側は犯行当時、心神喪失状態だったとして無罪を主張していた。
起訴状などによると、元新聞配達員は16年11月18日午前6時20分ごろ、茨木市の
路上で、自転車で通行中の5人を乗用車で次々にはね、男性会社員=当時(56)=ら
2人を殺害。ほかの3人に重傷を負わせた。
検察側は初公判の冒頭陳述で「5人を殺せば、自殺に失敗しても死刑になって死ねる
と考えて犯行に及んだ」と指摘していた。
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・「悔しくて悔しくて、残念でならない」「必ず控訴してほしい」。判決後、大阪市北区の
司法記者クラブで会見した遺族と被害者計6人は、強い憤りと落胆の表情を見せた。
屋島被告が時速約50キロで運転する乗用車に突然はね上げられるなどして殺害
された村田さんの妻芳子さん(58)は「心の片隅で求刑以上の判決を願っていました。
残念でなりません。無罪をどう受け止めていいのか分かりません」と涙を流しながら
語った。検察官に対しては「これで無罪なら被害者らはどこで報われたいいのか。
必ず控訴してほしい」と訴えた。
村田さんの実兄の恒治郎さん(67)は「想像もしなかった結果に驚いている。この
結果では遺族、被害者の悲しみや苦しみは癒えない。弟がかわいそうでならない」。
亡くなった米林さんの妻美紀子さん(56)は「無罪を聞いた途端、血の気が引きました。
何の罪もない人をあんな無残な殺し方をしたのに……。悔しい」と声を震わせた。
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