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みずほトラストシステムズ（東京都調布市）に入社し、
半年後に自殺した東京都国立市の川田直さん（当時24）
の母親と弟が「過労が原因で、会社は健康管理を怠った」として、
同社に計約1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁八王子支部（板垣千里裁判長）は30日、請求を棄却した。
判決によると、川田さんは大学卒業後の１９９６年４月、
コンピューターシステムの開発などを行う同社に
システムエンジニアとして入社したが、ストレスでうつ病になり、
同年９月に東京都府中市内の団地で飛び降り自殺した。
訴訟で原告側は「十分な研修を受けずに難度の高い仕事をさせられて
強いストレスを受けていた。
会社側は体調の変化に気付いていたはずなのに、業務を軽減するなどの
対策を講じなかった」と主張。
会社側は「長時間勤務や過重な労働はなかった」と反論した。
川田さんの自殺をめぐっては、遺族が労災申請を退けた
労基署側の処分取り消しを求める訴訟を起こし、東京地裁で係争中。
社会の現実を知らない裁判官に裁判をやらせるとこういう判決になる。
組織は、昨今あちこちで起きている事件で分かるとおり、
組織第一を考え自己に都合の悪いことは嘘をつくか隠蔽を図る。
本来、正義を教えるべき教育の世界で、いじめをはじめとする事件で
保身のための教師や校長による隠蔽と嘘が横行しているのがいい例だ。
板垣千里という裁判官はどういう経歴かしらないが、
会社という組織の実態をまったく知らないようだ。
ＳＥには仕事に時間制限がなく、長時間残業、徹夜、
土日出勤が当たり前になっているのは常識。
なんらかの背景があって、会社が原告の息子に難題と
長時間労働を課してうつ病に追い込み自殺させたのはほぼ間違いない。
こんな裁判官をなんとか過労死させられないものか。
労基署も最近すこしましになってきたが、まだまだ労基署のための労基署でしかない。
世の中、弱きを助け強きをくじくという言葉は死語になってしまったのか？