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熊本県警機動隊巡査だった山田真徳さん(当時22歳)が2004年に自殺したのは、
所属していた県警剣道特練部員のいじめが原因として、父親で元県警職員の博徳
さん(59)と母親の真由美さん(57)が5日、県を相手取り、約6360万円の損害賠償
を求める訴訟を熊本地裁に起こした。
訴状によると、真徳さんは02年に県警本部長から剣道特練部員に指名された。しかし、
練習で無視されたり、全員から突きでのど周辺を狙われたりした。公式試合前には、
うその集合時間、場所を教えられたこともあった。
真徳さんは04年5月、機動隊寮で首をつって自殺。10日ほど前にも自殺未遂をして
いたが、報告を受けた機動隊長は家族に連絡していなかったという。両親の訴えで
県警監察課が内部調査をしたが、同年7月、「いじめは確認できなかった」と結論づけていた。
父親の博徳さん(先月31日付で県警を退職)は剣道8段。世界大会での優勝経験が
あり、剣道最高位の「範士」の称号をもっており、県警で剣道を指導する立場にあった。
博徳さんは「剣道特練部から私を排除しようという動きがあり、そのために真徳はいじめ
に遭った」と話している。
県警広報県民課の話「事実関係を把握していないのでコメントできない」
(2007年4月5日20時30分 読売新聞)
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