07/04/03 18:44:12 aiy/P7sR0
米通商代表部(USTR)は2日、中国の知的財産権の保護について是正を
求めるため、世界貿易機関(WTO)への提訴を検討していることを明らかに
した。USTR高官が「(2国間の調整で)課題が解決しないなら、すべての
選択肢はテーブルの上にある」と明言し、WTO提訴による多国間の紛争処理の
可能性を指摘した。
提訴すれば、中国の補助金が自国産業を不当に保護していると主張した
2月のWTOへの提訴に続く措置になる。米商務省は3月末、中国の紙製品を
対象に米国製品との価格差を埋めることを狙った相殺関税を課す仮決定を
発表。議会の対中批判を受けて米政府は強硬姿勢を強めており、米中間の
通商摩擦が激しくなる可能性が出てきた。
USTRは2日、2007年版の貿易障壁報告書を発表。国・地域別の記述に
あてた640ページのうち中国に最大の約70ページを割き、特に知財対策の
甘さに言及した。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)