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576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 20:37:50
小野薬品 米社から新規がん性悪液質治療薬を導入
小野薬品工業は10月26日、米サファイア社が開発中の新規がん性悪液質治療薬
RC-1291のライセンス契約を締結、日本・韓国および台湾で独占的に開発・販
売する権利を取得したと発表した。国内で来年度第1四半期中にもフェーズ1
を開始する予定。契約一時金やマイルストン、売上に応じたロイヤルティを支
払うが、金額は非開示。
RC-1291は、主に胃で産生され血中に分泌されるグレリン(ペプチドホルモン)
と同様の食欲増進・筋肉増強作用などを発揮することが期待される経口投与可
能な低分子グレリン様作用薬。米国でサファイアがフェーズ2実施中。
小野によると、がん患者のがん性悪液質の発生頻度は8~9割に上るという。
また、05年度のがんによる死亡者数は32万人(厚労省の人口動態統計)だった
が、がんによる死亡者の2割(6~7万人)ががん性悪液質が発生して亡くな
っていると推定されるという。